相手のシュートを鹿島DFチョン・スンヒョンが阻止、鹿島の本拠地も大声援

 鹿島アントラーズは3日、県立カシマサッカースタジアムAFCチャンピオンズリーグ決勝第1戦ペルセポリス戦に臨み、開始早々に大ピンチを迎えるも気迫の顔面ブロックで決定機を阻止し、会場は大歓声に包まれた。

 水曜日のリーグセレッソ大阪戦(1-0)は若手主体で勝利を手にした鹿島は、そこから先発9人を変更。U-19日本代表の一員としてアジア選手権で活躍したFW安部裕葵も先発に名を連ねた。

 本拠地で昨季イラン王者のペルセポリスを迎え撃った一戦で、鹿島はキックオフ直後にピンチを迎える。前半4分、左サイドからクロスを放り込まれると、相手FWの頭に当たってファーサイドに流れ、こぼれ球をFWアリ・アリプールがシュート。ゴール手前で打たれたシュートに対して、鹿島DFチョン・スンヒョンが顔面でブロックして事なきを得た。

 開始4分であわや失点という場面での気迫あふれるプレーに、鹿島の本拠地は大声援に包まれた。ペルセポリス側は主審を囲んでハンドを主張したが、DFチョン・スンヒョンが間違いなく顔面に当てて阻止しており、主審も抗議を退けている。


Football ZONE web編集部)

鹿島DFチョン・スンヒョン【写真:Getty Images】