川口知哉

(画像は京都フローラ公式Twitterスクリーンショット

4日に放送される『消えた天才 〜超一流が勝てなかった人 大追跡〜』(TBS系)に、「4球団からドラフト1位! メジャーからも獲得を熱望された天才高校生投手」が登場することが話題に。

ネット上ではその人物が元オリックス・ブルーウェーブ投手で、現在は女子プロ野球京都フローラ監督の川口知哉さんではないかと評判だ。

■「天才高校生投手」は誰かと話題に

『消えた天才』は、圧倒的な実力を持ちながら表舞台から消えた人物の「その後」を追跡する番組。スペシャル放送を経てレギュラー化された。

今回は「五輪金メダリスト&ロシアW杯戦士&野球ドラフト1位大追跡SP 」を放送。その目玉が「4球団からドラフト1位! メジャーからも獲得を熱望された天才高校生投手」だという。

公式サイトに予告が掲載されると、その正体が一体誰なのかネット上で話題となっていた。

■その正体は川口知哉さん?

その正体と見られているのが、1997年京都・平安高校(現龍谷大平安)で投手として夏の甲子園大会に出場し、チームを準優勝に導いた川口知哉さん。

川口さんは1997年夏の甲子園大会で、得意の大きなカーブを武器に奪三振を重ね、高知商の藤川球児投手(現・阪神)にも勝つなど活躍。その実力と同時に「完全試合を達成する」など、ビッグマウスも話題になった。

同年のドラフト会議で4球団から指名を受け、オリックス・ブルーウェーブに入団。そこでも「新人王をとりたい」「(1シーズン)20勝はしたい」と発言したことも。

ビッグマウスについては批判もあったが、投手に必要な「強心臓」を持っているとして、将来を嘱望される存在だった。

その経歴と現在監督を務める京都フローラが出演を予告していることから、正体が川口知哉さんであることは、ほぼ間違いない情勢だ。

■プロでは未勝利で引退

将来を嘱望された川口知哉さんだが、プロ入り後は、自分のフォームを見失ってしまい、試合でストライクが入らなくなってしまう。結局1軍で勝つことができず、ドラフト1位選手としては異例の3年で自由契約。そのまま現役を引退している。

松坂大輔投手や田中将大投手のフィーバーにも匹敵する注目度を誇りながら、プロで成功できなかった原因や、女子プロ野球の監督を務めることになった経緯について、詳細が語られる模様だ。

当時を知る高校野球ファンは、かつてのスター・川口さん登場に色めき立っている。

■引退後に焦点を当てた番組内容に期待

『消えた天才 〜超一流が勝てなかった人 大追跡〜』は、プロアマ問わずスポーツに打ち込んだ選手の「その後」を追う番組。選手としては成功しなくても、別業界で頑張る人を取り上げるという趣旨であるようだ。

ちなみにしらべぇ編集部が全国の20代~60代の男女1,363名にスポーツ選手のセカンドキャリアについて聞いた調査したところ、ガッカリしたことがあると答えた人は16.5%。

(©ニュースサイトしらべぇ

表舞台から姿を消した選手を『消えた』と表現することには批判も存在するが、才能を持ちながらスポーツを辞め、別の舞台で奮闘する元選手を取り上げることには一定の価値があるだろう。

高校野球選手としては超一流だった川口知哉さんが、「過去」と「現在」についてどう語るのか注目される。

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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」 調査期間:2018年8月31日~2018年9月3日
対象:全国20代~60代の男女1,363名 (有効回答数)

元甲子園のスター・川口知哉氏が『消えた天才』に登場 「プロ0勝」で終わった経緯を語る