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中国西端にあり、イスラム教少数民族ウイグル族」に対する弾圧などで注目されている「新疆(しんきょう)ウイグル自治区」。

国際情勢を伝えるニュースでたまにその名前を見かけるものの、その地理的位置や歴史的背景などについて、日本人のほとんどがあまりよく知らないというのが現状ではないでしょうか。

そんなウイグル族や同自治区の現状を伝えた、ある一連のツイートが話題になっています。

旅行で同自治区を訪れ、4泊5日の滞在中に見聞きしたことをTwitterに投稿したのは、Twitterユーザー「ちゅうさま」さん(@chusama1212)。

そこにUPされた写真に写る風景、そしてつぶやきに書かれた様々な情報から、日本でほとんど報道されない同自治区のリアルな現状を垣間見ることができます。百聞は一見にしかず、「ちゅうさま」さんの一連ツイート(時系列順)をさっそくご覧ください。

















私たちがまったく知らないウイグルの「衝撃的な日常風景」、いかがでしたでしょうか。

形だけになった「イスラム教」の施設や、厳重な警備体制と監視、そして中国(共産党)を賛美するスローガンなど、この一連ツイートには中国に実効支配されている同自治区の現状が克明に映し出されています。

香港、澳門、台湾、チベットなど、中国との間で「独立」をめぐる紛争や弾圧の歴史を刻んだ地域は他にもあります。

しかし、地理的な問題で訪問しづらい場所であるがゆえに、あまり日本へ情報が伝わりにくいウイグルの現状は、私たちに「国」「宗教」「政治」「民族」など、さまざまな問題をなげかけています。

あなたは、この「ちゅうさま」さんの貴重な旅の記録を見て何を感じましたか?

※本記事内のツイートにつきましては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。

image by: Twitter-ちゅうさま(@chusama1212)

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