C・ロナウドがランク外、1位は世界が注目する19歳神童FWムバッペ

 スイスサッカー専門調査機関「CIES Football Observatory」(CIES)が、世界のサッカー選手の最新推定市場価格トップ10を発表。パリ・サンジェルマンPSG)所属のフランス代表FWキリアン・ムバッペが、1億8930万ポンド(約278億円)で最高額を記録した。

 CIESは、パフォーマンス、年齢、市場性、現行の契約期間などから各選手の推定市場価格を算出。ロシアワールドカップ(W杯)決勝でゴールを挙げるなど、世界が注目する19歳の神童ムバッペが1位に輝いた。

 2位はW杯最多得点でゴールデンブーツ賞を獲得したイングランド代表FWハリー・ケイントットナム)で、1億7250万ポンド(約254億円)。2016年に世界最高額の移籍金でPSGに加入したブラジル代表FWネイマールが3位の1億7220万ポンド(約253億円)となった。

 4位は、昨季プレミアリーグで1シーズンの最多得点記録を塗り替え、リバプール移籍1年目にして、32ゴールでリーグ得点王に輝いたエジプト代表FWモハメド・サラーで、1億5120万ポンド(約222億円)となっている。

 5位は1億4980万ポンド(約220億円)のブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョバルセロナ)。6位は、31歳となった今でも世界最高選手と謳われるアルゼンチン代表FWリオネル・メッシバルセロナ)で、コウチーニョよりわずかに劣る1億4920万ポンド(約219億円)だった。

 7位は1億4390万ポンド(約212億円)のイングランド代表FWラヒーム・スターリングマンチェスター・シティ)、8位は1億4370万ポンド(約211億円)のベルギー代表FWロメル・ルカクマンチェスター・ユナイテッド)、9位は1億4290万ポンド(約210億円)のイングランド代表MFデレ・アリ(トットナム)、10位は1億3790万ポンド(約203億円)のフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンアトレチコ・マドリード)となっている。

 30代でランクインしたのはメッシのみ。過去10年間のバロンドールを分かち合ったポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドユベントス)はランク外という結果だった。


【一覧】スイスサッカー専門調査機関が発表、世界の選手「最新推定市場価格トップ10」

 スイスサッカー専門調査機関「CIES Football Observatory」が発表した世界のサッカー選手の「最新推定市場価格トップ10」は以下のとおり(1ポンド=147.11円で換算)

1位 1億8930万ポンド(約278億円) FWキリアン・ムバッペPSG
2位 1億7250万ポンド(約254億円) FWハリー・ケイントットナム) 
3位 1億7220万ポンド(約253億円) FWネイマールPSG) 
4位 1億5120万ポンド(約222億円) FWモハメド・サラーリバプール
5位 1億4980万ポンド(約220億円) MFフィリペ・コウチーニョバルセロナ) 
6位 1億4920万ポンド(約219億円) FWリオネル・メッシバルセロナ) 
7位 1億4390万ポンド(約212億円) FWラヒーム・スターリングマンチェスター・C
8位 1億4370万ポンド(約211億円) FWロメル・ルカクマンチェスター・U
9位 1億4290万ポンド(約210億円) MFデレ・アリ(トットナム
10位 1億3790万ポンド(約203億円) FWアントワーヌ・グリーズマン(アトレチコ)


Football ZONE web編集部)

(左から)ネイマール、ムバッペ、ケイン【写真:Getty Images】