ニコニコ静画では2011年3月13日、「東北地方太平洋沖地震」への支援イラストの募集を始めた。寄せられたイラストのうち5点が現在、「チャリティ待受画像」としてモバイルサイト【dwango.jp】で有料配信されており、売上は全額被災地へ寄付される。
ニコニコ動画では、ニコニコ動画・ニコニ広告やニコニコ直販、ニコニコ本社において、「東北地方太平洋沖地震」の被災地支援のための募金活動を行っているが、「ニコニコ静画」でも新たに取り組みが始まった。
ニコニコ静画の特設ページによると「ネットなどで行われているさまざまな取り組みを周知するためのイラストを描き、それをより多くの人に届けることで手助けになる」としており、イラスト投稿を通じてニコニコ動画の各種サービスで行われている募金活動を告知することや、節電・二次災害防止等の啓蒙を目的としている。また、「東北地方太平洋沖地震支援イラスト」というタグを付けて寄せられたイラストのうち5点が現在、「チャリティ待受画像」としてモバイルサイト【dwango.jp】で有料配信されており、売上は全額被災地へ寄付される。「チャリティ待受画像」はタグを付けて投稿されたイラストの中から、今後も随時追加される予定だ。
3月13日にイラストの募集が開始されてから、既に1300点を超える作品(3月14日15時現在)が投稿されており、五月病マリオさん、西又葵さん、せらさんといった有名"絵師"からもイラストが寄せられている。また、二次創作作品として人気の高いアニメ・ゲーム作品群「東方Project」の原作者ZUNさんは、「ニコニコ静画で被災者の方への募金という形で(中略)東方プロジェクトの二次創作は問題ありません」と自身のTwitterで発言している。
ニコニコ静画の担当者は、今回の取り組みについて「イラストを描き、それをより多くの人に届けることで、応援したい気持ちを具体的な効果に繋げられるのではないかと考えました。単なる自己満足では終わらない、被災者の方への貢献ができると思います」と語った。
<チャリティ待受画像 作品一覧>(2011年3月14日15時現在)
【関連サイト】
皆の想い被災者の方々へ届け!! ニコニコ静画
dwango.jp 着信音総合サイト
(丹羽一臣)
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