リング誌最新号が井上を特集「日本を最前線に導くために必要な最後の一押し」

 ボクシングワールドボクシングスーパーシリーズWBSS)バンタム級準決勝でIBF王者エマヌエル・ロドリゲスプエルトリコ)と対戦するWBA王者・井上尚弥(大橋)。ボクシング界で最も権威を持つ米誌「リング」最新号ではバンタム級制圧を目指す「The Monster」の勢いを「流星のようなスピード」と称賛する一方で、日本ボクシング界を世界のトップに躍進させる原動力になっていると評価している。

ランド・オブ・ライジング・サン」。こんなタイトルで詳細された特集ではバンタム級転向後、秒殺劇を繰り返す井上の活躍を絶賛している。

「丘の向こうからやってくるのは何? モンスターか? 信じるしかない。流星のようなスピードで躍進する3階級制覇王者ナオヤ・イノウエこそが、日本をボクシング界の最前線に導くために必要な最後の一押しなのだ」

 同誌選定のパウンド・フォー・パウンドPFP)で6位に選出されている井上は日本ボクシング界の地平線を切り拓く新たなパイオニアとして評価されている。

井上に続く存在として3人の日本人王者に脚光

「ザ・モンスターWBSSデビューを果たした。わずか70秒で元世界王者フアンカルロス・パヤノを料理してしまった。致命的なPFPの新入者は追随する数多くの世界王者の子分を従えている」

 井上を筆頭とした日本ボクシング界の“モンスター軍団”は強力という。WBCライトフライ級王者の拳四郎(BMB)、ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)と並ぶ、プロ12戦での3階級王者となった田中恒成(畑中)、WBO世界スーパーフェザー級王者の伊藤雅雪(伴流)の3人の王者の名前も特集では挙げている。

「このような成功は一瞬のものではない。日本は揺るがない。この国のボクシング革命は2019年も続くだろう」

 WBSS優勝の大本命に推される井上を筆頭に、日本ボクシング界は来年もさらに世界を席巻するだろうと同誌は予想している。(THE ANSWER編集部)

WBSSバンタム級準決勝でロドリゲスと対戦予定の井上尚弥【写真:Getty Images】