レヴァークーゼンジャマイカ代表FWレオン・ベイリーが、今夏の移籍市場でビッグクラブへの移籍を見送った理由について語っている。イギリス誌『FourFourTwo』が5日、同選手のインタビュー記事を掲載した。

 現在21歳のベイリーは昨シーズン、ブンデスリーガで30試合出場9得点を記録した。この活躍を受けて今夏の移籍市場では多くのビッグクラブが関心を示す。ベイリー曰く、「マンチェスター・Uマンチェスター・Cチェルシーリヴァプール…たくさんのクラブが興味を持っていた」とのことだが、その中でレヴァークーゼン残留を選んだ理由について同選手が明かした。

「プロとして最も重要なことは、段階を踏むことであり、トップへ急ぎすぎることじゃない。いったんそこまで行ってしまったら、次はどこに行くんだい?」

「正しいタイミングが大事だと信じている。レヴァークーゼンにいることが正しい時期だったんだ。巨大なクラブであり、本当に多くの歴史があるからね。ここからたくさんのグッドプレーヤーが現れた。チャンピオンズリーグも戦えるし、いつも良くやっている。どうしてここじゃダメなんだ?」

 ベイリーはこのように話し、ビッグクラブへの移籍は時期尚早だとの見解を示した。2017年1月のレヴァークーゼン加入以来着実に成長を続ける同選手は、どのタイミングで次のステップへの挑戦を決断するだろうか。

レヴァークーゼンでプレーするベイリー [写真]=Bongarts/Getty Images