新体操・元日本代表の畠山愛理が初写真集「CONFESSION」を11月5日に発売。7日に都内で囲み取材に応じた。

【写真を見る】「他の新体操のポーズも」と要求されたが、畠山愛理は「この格好では…」と苦笑しつつ、きれいなポージングを披露した

畠山は、「自分は考え過ぎてしまい、マイナスに考えやすい性格。今回の写真集も『私がやっていいのかな』『元々アスリートの選手だった私が写真集って世間の方はどう思うのかな?』と思った」と振り返り、「自分に自信もなく、一度はお断りした」と告白。

また、現在はキャスターやモデルなどで活躍しているが、「新体操は見て評価してもらう競技。練習して自信をつけてから(試合の)マットに立つことができるけど、今の仕事に関しては経験が浅く、まだ自信がつくまでやれていない。自信を持って仕事に臨めていない。このお仕事こそ、経験を積み重ねていくことが重要。新体操では『メダルを獲る』というはっきりした目標があり、練習して、試合に出ればどれくらい成長できているかが数字で現れる。今のお仕事では初めてのことばかりで、自分の成長が見える場がなくて不安になり、日記を書くようにした」と戸惑っている心境を明かした。

そんな中、「引退した今の自分を残しておくことはいいかなって前向きに思った」と、写真集出版を決意した理由の一つが、小中学生に向けて行っている公演だったと言う。

「子供たちに『挑戦しなさい』『やらないまま諦めたり、自分にできないとか思わず、まずはやってみなさい』って言っている。新体操では器用な選手ではなかったので、やってみて失敗しての繰り返しだった。引退した自分を見つめ直した時、この写真集についても『自分はやれないだろう』とか決めつけていた。子供たちに話していることができていないと思い、挑戦してみようと思った」と明かした。

■ 皆さんの見たことがない私が出ている

さらに、写真のタイトル「CONFESSION」に掛けて「何か告白することは?」と質問が飛ぶと、「(写真集では)ほぼメークが薄い写真ばかりなんですけど、『本当に塗ってくれないんだ!』って。本当にすっぴんの写真があって、使われないと思ったら使われていて(笑)。お家の中のオフっぽい写真にはすっぴんがある」と打ち明けた。

「畠山愛理という自分にもっと自信を持った状態で、何をしたいではないけど、前向きに捉えていろんな仕事に取り組んでいきたい」と今後への意気込みを語った畠山は、「新体操の時はキリッとした表情でいたので、現役とは違うと思うし、キャスターの自分とも違う。皆さんの見たことがない私が、この写真集では思いっきり出ている」とアピール。「2冊目はないです。最初で最後にします!(笑)」ときっぱりと宣言していた。(ザテレビジョン

囲み取材を行った畠山愛理にカメラマンから「新体操のポーズを」とリクエストが飛んだ