日本では少子高齢化を背景に労働力不足が問題となっており、外国人労働者の受け入れについて様々な議論がなされている。一方、13億人以上の人口を誇る中国では、急激に経済が発展しているものの、大学を卒業しても良い就職先が見つからなかったり、就職できたとしても低賃金で働かなければならない人たちが非常に大勢いるのが現状だ。

 中国メディアの今日頭条はこのほど、日本の看護師という職業について、中国で看護を勉強している人たちにとって「日本で働く絶好の機会が訪れるかもしれない」と伝えている。

 記事は、日本では深刻な「看護師不足」が起きていることを紹介、中国で看護を勉強している人たちにとって「絶好の就職の機会が日本で生じるかもしれない」と分析した。さらに、日本の看護師は国家資格となるため、中国の公務員と同じように「非常に安定した収入」を得ることができることに加え、ボーナスや手厚い福利厚生を受けられ、中国で得られる収入の約10倍ほどの年収を稼ぐことができると紹介した。

 では、中国人看護師が日本で働くためにはどのようなことが必要なのだろうか。記事は、外国で取得した看護師免許証のほか、日本語能力試験の最高難度であり、幅広い場面で使われる日本語を理解することができる「N1」の語学力が必要であること、そして、日本の看護師資格試験に合格することなどが必要であると紹介した。

 最後に記事は、現在の日本では経済連携協定(EPA)枠内のインドネシアフィリピンなどを除いても、多くの外国人が日本で看護士として働いており、そのなかには中国籍の人も数多く含まれると伝え、看護師不足の日本では今後、さらに多くの中国人看護師が増えていくのではないかと主張した。

 中国人が日本で看護師として働くために超えなければならないハードルは高いが、日本では今後、看護師不足がさらに深刻な問題となっていくことが予想されているゆえ、記事が指摘しているように将来的には病院で中国人看護師の姿を見る機会が増えてくるかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

看護師不足に直面する日本、今後は中国人の看護師が増えるかも? =中国メディア