名刺交換(innovatedcaptures/iStock/Getty Images Plus/画像はイメージです)

8日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)では、7日発表の「2018ユーキャン新語・流行語大賞」にノミネートされた30語を特集。

奈良判定」がノミネートされたことを受けて、日本ボクシング連盟前会長・山根明氏のコメントが紹介されたのだが、現在の肩書や独特な発言に賛否両論が巻き起こっている。

 

■現在の肩書は「無冠の帝王」

ノミネートされた30語の中には、平昌五輪で話題となったカーリング女子の「そだねー」や「もぐもぐタイム」をはじめ、サッカーW杯ロシア大会での「半端ないって」などが入選。

スポーツ界からは他にも、日大アメフト部の「悪質タックル」や、日本ボクシング連盟の「奈良判定」などもノミネートされている。

また番組では「奈良判定」のノミネートについて、山根氏にインタービューを刊行。山根氏が新しく作ったという名刺が紹介され、そこには「一般社団法人・日本ボクシング連盟前会長」と記し、「無冠の帝王」という肩書で活動していることが報じられた。

 

■現在の肩書に騒然

世間を騒がせた山根氏の現在の名刺の肩書に、インターネット上は騒然。

様々な意味合いを込めて「やっぱりこの人は只者ではない」といった感想が相次いでいる。

 

■奈良判定の入選に「気分悪い」

また、山根氏は「奈良判定」が流行語としてノミネートされていることを不満に感じているようで、同番VTRの中で…

「気分悪いね。『奈良判定』ってそんなとんでもない話よ。どういうことで『奈良判定』って出したのか。面白半分で出したのか。そんなん値打ちないね、ない」

 

と、不満を露わにした。また、「他にどのような言葉がノミネートされることを望むか」と聞かれると…

「『男・山根』というのを全部希望している」

 

と回答した。

 

■「初めて意見が合致した」の声も

インターネット上では、一連の騒動の中で山根氏が発した独特なフレーズがノミネートされていないことから、山根氏の発言に一部賛同する声が寄せられている。

また、「奈良判定」をはじめとする日本ボクシング連盟の不祥事騒動は極めて深刻な問題であることから、「笑い事ではない」といった批判の声も目立つ。

今年の様々な出来事が思い出される新語・流行語大賞は、12月3日トップテンと大賞が発表される予定だ。

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(文/しらべぇ編集部・あまぐりけいこ

ボクシング・山根明前会長の現在に騒然 「かなりヤバイ」「もう笑うしかない」