japan 「HELP SAVE JAPAN」「がんばれ」――米国テキサス州オースティン2011年3月11日から20日まで開催されるインターネット・映画・音楽に関する展示会「SXSW」では、3月11日に日本で発生した東北地方太平洋沖地震の被災者への支援を求め、日本人有志が寄付を呼びかけている。

 2011年のSXSWでは、日本関連のパネルディスカッションが複数用意されている。そのため、すでに現地入りしている日本人のパネリストは、米国で今回の震災について知った。遠く離れた場所からでも、支援の手を差し伸べたい――この思いが、特設ブースの設置につながった。頓知.CEOの井口尊仁氏やユビキタスエンターテインメント代表取締役社長兼CEOの清水亮氏らが呼びかけ、SXSWの事務局と協議した結果、人通りの多いエスカレーター前に無料でブースを開くことができた。通常SXSWにブースを出展するには多額の出展料が必要となるるため、異例ともいえる措置だ。

 震災の様子は米国でも大きく報道されているため、ブースを訪れる人は絶えず、募金箱には次々と寄付が集まった。清水氏によると、13日(現地時間)だけで1986ドル(約16万円相当)が集まったという。

 また、支援サイト「SXSW4Japan 」が開設。震災の被害状況を英語で紹介し、海外などからの寄付を受け付けている。当初目標額は1万ドルだったが、13日(現地時間)時点で寄付総額は2万ドルを超えた。集まった寄付金は米国の赤十字社に送られる予定という。

 このほかSWSXの会場では、事務局側からも来場者に向けて震災への支援が呼びかけられた。SXSWに参加している建築関連の米NPO団体「Architecture for Humanity」が災害支援に向け協力者を募集していることがアナウンスされたほか、飲み物の代金が寄付されるパーティが13日夜に開催された。

 SXSW事務局は「こうした活動はSXSWのコミュニティの力、テクノロジーがよりよい世界を築くためのすばらしいツールであることを示す例となった。語り合うだけではなく、アイデアが本当に世界を変えるのだと、今こそ行動で指し示そう」と、コメントを出している。

【関連サイト】
SXSW SXSWの公式サイト

永井美智子

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