米国ワシントン州の州道で、道路を横切る珍しい生き物が撮影された。サケの群れだ。

付近の川から道路にあふれ出した水流の中を泳いでいる。

毎年秋に水位が上がる川

動画が撮影された場所は、ワシントンシェルトン市付近の州道101号線。

この様子は複数の人が目撃しており、そのうちの一人Alexis Leonardさんが、魚がサケであることを確認している。Leonardさんは地元の鮭養殖場に勤めるサケの専門家だ。海外メディアにこう話している。

鮭はこの地域を流れるSkokomish川から来たのでしょう。そこには産卵のために沢山の鮭が集まっています。大雨が降ると川はすぐに氾濫し、その中を鮭が泳いで四方八方に散らばるんです。

ワシントン州魚類野生生物局のAaron Dufault氏は、メディアの取材を受けてこう言っている。

Skokomish川は、言ってみればあふれやすい川であり、毎年決まった場所で付近の草原や道路に水が流れ出します。それが、サケの産卵期と見事に一致したせいで、こういうことになったのでしょう。

道路を横断したサケは、別の川に泳ぎ着けなければ途中で死ぬことになる。ただ、この地域のほとんどのサケは人の手で養殖されたものなので、「環境保護の観点からは問題ない」とDufault氏は言う。

車道を泳いで横断する“サケの群れ”が撮影される