米時間10月25日に第2子の女児を自宅で水中出産したヒラリー・ダフ(31)。彼女がこのほどポッドキャスト『Informed Pregnancy』に出演し、「産後に自身の胎盤入りスムージーを飲んでいる」という仰天エピソードを告白した。

粉末や液状にした食用の炭を食べ物や飲み物に混ぜて体内に取り入れるデトックス法「チャコールクレンズ」や、自身の血液を注入し顔面を血だらけにして行う「バンパイア・フェイスリフト」など、仰天の美容法が流行するハリウッド。近年は、産後に子宮壁から剥がれ落ちる自身の胎盤(プラセンタ)を食べたり飲んだりする「プラセンタ療法」を取り入れるセレブも増えている。

恋人でプロデューサーやDJ、ソングライターとして活躍するミュージシャンのマシュー・コーマ(31)との間に、現地時間10月25日に女児バンクス・ヴァイオレットちゃんが誕生した女優兼シンガーのヒラリー・ダフもどうやらその1人のようだ。現地時間8日に公開されたポッドキャスト『Informed Pregnancy』のなかで、ヒラリーがその仰天の内容を明かした。

自身の胎盤を食するというコンセプトに当初は驚きを隠せなかったヒラリー・ダフだが、「プラセンタ療法」に「産後うつや産褥期の出血を防ぐ効果がある」と言われていると知り、トライしてみる気になったそうだ。実際に飲んでみた感想を、

「今まで飲んだ中で一番素晴らしいスムージーだったわ。あんなに美味しいスムージーを飲んだのは10歳の時以来よ。ジュースやフルーツ、他にもいろいろな美味しいものがぎっしり詰まった高カロリーのスムージーね。」

と述べており、とても気に入った様子だ。胎盤は煮沸後に乾燥、粉砕し、カプセル状にして飲むのが一般的だが、ヒラリーキューブ状に凍らせたものをスムージーに混ぜているという。しかしなかには、ラザニアトリュフに混ぜて食べる人もいるというから驚きである。

「プラセンタ療法」は情緒不安定になりがちな産後の精神状態を安定させたり、母乳生成を助けるなどといった効果があると言われるが、科学的には具体的な効果のほどは証明されていない。また米疾病管理予防センター(CDC)によれば、十分に煮沸されずB群溶血性連鎖球菌(GBS)に汚染された胎盤カプセルを摂取した母親の腸や皮膚にGBSが定着し、赤ちゃんが感染してしまうという事例も報告されており、胎盤の摂取には十分な注意が必要だと警告している。

この「プラセンタ療法」は、他にもキム・カーダシアンジャニュアリー・ジョーンズ、クリッシー・テイゲン、キャサリン・ハイグルなど多くのセレブ達の間で試されている。

画像は『Hilary Duff 2018年11月3日付Instagram「Night night world」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma

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