ハブ(castillodominici/iStock/Getty Images Plus/画像はイメージです)

11日放送の『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)は、罪はない命だが厄介な外来種を人間だけが持つ料理の力で美味しくいただく「グリル厄介」が放送。

今回は城島茂・加藤英明氏に加え、関ジャニ∞・横山裕が参戦。沖縄県名護市で「タイワンハブ」を駆除する様子が紹介された。

 

■「タイワンハブ」の駆除に向かう

鉄腕DASH』をほぼ毎回見ているという横山。「自分にできるのか」と不安を吐露する中、加藤英明氏から告げられたターゲットは、致死量MAX猛毒ヘビ・タイワンハブ。毒の強さが本ハブの1.2倍で、非常に攻撃的なため、沖縄県で被害が多発しているのだという。

「噛まれたらチャンス」の名言を持つ加藤氏だが、今回は「噛まれたらアウト」と注意が。そして2人はレギュラー生放送を抱えているため、アメリカの特殊部隊が使う防護服を着用する。

重装備で万全を期し、タイワンハブを捕獲すべく、沖縄県名護市に向かうことに。

 

■横山が活躍

ここで横山が意外な才能を見せる。キノボリトカゲを手づかみで捕獲すると、毒のないヘビ・「アカマタ」をフックでゲット。さらに手で捕まえて見せたのだ。

これには城島も「こんなの史上初、TOKIO以外で。ホンマに助っ人やな」と驚く。3人の前にかなり凶暴な蛇が登場した際にも、横山の素早い行動で動きを止め、それに城島と加藤氏が助け舟を出し、見事に捕獲に成功する。

噂の「タイワンハブ」かと思われたが、城島はこれを見て「ヒメハブじゃないですか」と一発で正体を見抜く。これには横山も「リーダーすごい見ただけでわかるねや」と称賛した。

若者に押されっぱなしだった城島だが、その知識の深さを見せつけた。

■加藤氏とスタッフも大活躍

飛行機の時間が迫るなか、タイワンハブが見つからず戸惑う3人。そこでファインプレーを見せたのが沖縄出身の森AD。防護服を着けない状態で発見し、棒で押さえつけたのだ。

3人はすぐさま捕獲に向かう。ヒメハブとは比較にならないスピードで暴れるタイワンハブに苦戦するが、協力プレーで見事ゲット。そしてここでタイムアップとなり、残りは加藤氏と森ADが担当することに。

致死量MAXの蛇だけに捕獲に苦戦するが、ここで活躍したのがハブ駆除2回、外来種駆除9回という三浦ディレクター。戸惑う森ADを助ける見事な仕事を見せ、加藤氏の的確な指示の下、タイワンハブを捕まえた。

結局全員の力でタイワンハブの捕獲に成功し、東京に持ち帰ることに。

 

■美味しく食べることに成功

東京で調理を担当したのが、様々な食材の調理経験を持つ森シェフ。その豊富な経験を活かし『ねぎま ゴボウソース添え』『タイワンハブとシメジスープ』『タイワンハブ皮のチョコスナック フェンネル添え』を完成させる。

「まずかったら言う」と豪語していた横山も、その味を絶賛。かなり手の混んだ料理ではあったが、凶暴で人間にも多大な影響を与えるタイワンハブを文字通り美味しく調理し食べてみせた。

■出演者それぞれに称賛の声

タイワンハブという猛毒ヘビを出演者とスタッフで捕獲し、料理人が美味しく調理したうえ食べてみせた今回の「グリル厄介」。それぞれの「ファインプレー」とチームワークに、視聴者から称賛の声が上がっている。

 

■新しい『DASH』を感じさせる内容

山口達也氏脱退後は、ジャニーズ事務所の後輩やスタッフ、そしてレギュラー出演者のチームワークで番組を成立させている『ザ!鉄腕!DASH!!』。

今回は城島・加藤氏に加え、横山裕・森AD・三浦D・森シェフと、有能な人物が顔を揃え猛毒MAXヘビ・タイワンハブを駆除する様子は、新しい『DASH』を感じさせた。今後も様々な出演者の協力で困難を乗り越え、視聴者を驚かせてほしい。

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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治

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