木枯らし吹いて、本格的な冬をむかえると、いろいろ心配でやっかいなのがウイルス感染症。

ことしはインフルエンザをはじめ、すでに1000人以上が感染したという風疹(ふうしん)や、RS感染症、ノロウイルスなどが冬に流行すると予測されている。

そんななか、こうした感染症や花粉症を、食で改善できる可能性があるという、衝撃な事実が明らかになった。

キーワードは、納豆菌―――。

【事実1】納豆と納豆菌がインフルエンザや花粉症に効果あり!

おかめ「納豆サイエンスラボ」は11月7日メディアセミナー「感染症予防にみる『S-903 納豆菌』の可能性」を都内で開催。

同セミナーには、日本大学 松戸歯学部 小林良喜 博士(歯学)、中部大学 林京子 薬学博士、タカノフーズ 小林知世 研究員らが登壇。

納豆の最先端研究について、3者それぞれが、語った。

そのなかで、中部大学 林先生が語った内容にびっくりする。

「納豆と納豆菌は、インフルエンザ花粉症に対する効果が期待できる」と!

注目は「S-903 納豆菌」

林先生はこう説明する。

まず、ウイルスに感染したマウスに、納豆菌の一種「S-903 納豆菌」と、「S-903 納豆菌」を含んだ納豆を経口投与すると……。

感染3日後、マウスの肺のウイルス量は、水だけ与えたウイルス感染マウスが持つウイルス量に比べ「有意に減少した」と!

さらに、「S-903 納豆菌」が多いほど、ウイルス量が減少することも、わかった。そして……。

【事実2】S-903 納豆菌で抗体も増加、予防効果あり!

さらに、同様の実験で、ウイルスに感染したマウスが、「S-903 納豆菌」を摂取することで、感染14日後の血清中の抗体量が増えていたことも明らかに!

……というわけで、「S-903 納豆菌」がインフルエンザ花粉症の症状緩和・予防に効果があるってことがわかった。

林先生は、「注目すべき点のひとつは、アレルギー症状発症に食品添加物の関与が否定できないことを考えると、納豆が添加物なしであることも発症リスクの低減に寄与する可能性があること」と付け加えていた。

納豆パワーはここまでわかってきた。ちなみに「S-903納豆菌」は、サブチルスやサポートのSと、タカノフーズ保有株の903番目という意味を込めて、タカノフーズが命名。2012年に特許登録(特許第5090754号)したんだって。

風邪予防や腸内環境の改善も期待できる最新メニュー

「へえーーーっ!」ってうなずく記者たちに、この結果発表のあと「冬の感染症に負けない!S-903納豆菌健康レシピ」が紹介され、腸管免疫研究所 馬場美穂 管理栄養士と産業技術総合研究所 辻典子 農学博士が登壇。

S-903 納豆菌 健康レシピとその効果などついて語ってくれた。

たとえば、「ふわふわ納豆鶏つくね」は、「アミノ酸が多く含まれる鶏肉は、筋肉疲労を改善。疲労回復効果が期待できる。これに納豆をあわせることで、風邪予防の効果が期待できる」と。

さらに「納豆のアボカドクリチ和え」は、「水溶性食物繊維が豊富なアボガドらっきょうに、納豆を組み合わせ、腸内環境の改善が期待できる」とも。

―――納豆ってこんなにすごかったのか。毎朝、ごはんの横にある白いパックに入ったねばねばに、感謝。これからもよろしく。