カップルの交際期間と将来の展望の関連について、一般的には次のような印象を持たれているのではないでしょうか?
・長く付き合って結婚=末長く幸せ
・交際期間の短いスピード婚=スピード破局 ※でき婚を除く
「交際期間と将来の幸せな結婚は比例する」という見解です。
短い交際期間での結婚を控えたカップルにとっては、とても不安になる意見ですよね?
果たして、これは本当なのでしょうか?
今回は、そんな気になるカップルの交際期間と将来性の関連について見ていきましょう。
スピード離婚するカップルとは多くの人は「交際期間が短いと、相手のことをあまり知らないままのことが多いから、結婚してもすぐ離婚するのでは?」と考えるようです。
それを象徴するように、最近では結婚相談所などを通したお見合いでさえも「きちんとある程度の交際期間を経てからの結婚」を希望する人が多くなっています。
その一方で、芸能人などでも長く交際して結婚したものの、短期間で離婚に至るカップルは少なくありません。
逆に、元バレリーナ草刈民代さんと映画監督の周防正行さんのように、なんと交際期間3カ月で結婚されたにもかかわらず、2018年現在も夫婦円満というカップルも存在します。
結論から言えば、交際期間と末長い夫婦円満が比例するかどうかは「そのカップルによる」としか言えないのです。
にもかかわらず「スピード婚=スピード離婚」という意見が多い背景には、スピード婚をするカップルの中にはいわゆる「でき婚」が多く含まれるという現実があります。
「でき婚」の場合、生まれてくる子供のために早急に結婚するカップルが多いため、まさに「相手のことをあまり知らないまま結婚」
となるケースが多く、それが出産・育児という環境の変化と重なり、最終的に離婚に至ることが多いと考えられます。
しかし「でき婚」の場合でさえも、必ずしも全員が離婚に至っているわけではないため、これも「そのカップルによる」と言えるでしょう。
交際期間が長いのはいいこと?では、交際期間が長いことが必ずしも将来的な末長い夫婦円満に繋がらないのは、なぜなのでしょう?
それは「結婚のタイミングを逃し続けた」ために、交際期間だけが長くなるケースもあるからです。
筆者の知人A子さんは、彼氏Bさんと10年間交際していました。
数年間の同棲を経て、その後結婚した2人でしたが、なんとわずか1年で離婚してしまいました。
離婚の原因は「結婚したら、お互いへの愛情がなくなった」「あまりにもお互いが、空気のように『そこにいるのが当たり前』な存在になりすぎた」とのこと。
もっと交際期間の短いラブラブだった時期に結婚していたら、このご夫婦の未来も変わっていたのかもしれません。
交際期間が長いのことが、すべて良いこととは限らないのです。
交際期間が長くなる要素は他にもまた長く交際していても、どちらか、またはお互いが結婚向きではなかったために、ズルズルと交際期間だけが延びてしまったというケースもあります。
ただし女性側の「家事や料理が苦手」などは、後々改善することも可能ですので、ここでは除外してもよいでしょう。
結婚が延びる原因となるのは、どちらか一方にでも「金遣いが荒い」「過剰なギャンブル好き」「浮気性」「モラハラ癖」などの、容易に改善できない問題があった場合です。
このケースだと、長く交際してから結婚しても短期間で離婚することは目に見えていますし、そもそも結婚に至るかどうかさえ怪しくなってきます。
まれに同じような男女が交際→結婚に至る場合もありますが、生まれてくる子供を取り巻く家庭環境のことを考えたら、手放しでは喜べませんよね。
交際期間と結婚は比例しない今回はカップルの交際期間の長さと将来性について見てきましたが、いかがでしたでしょうか?
一般的には「交際期間と将来の幸せな結婚は比例する」と思われがちですが、必ずしもそうとは限らないことがお分かり頂けたと思います。
彼を好きになったあなたの心と感覚を信じ、交際中も結婚後もお互いのことを知ろうという努力を続けることが、交際期間の長い・短い以上に大切です。
「私と彼、交際期間○ヵ月で結婚することになったんだけど、大丈夫かな…?」
と不安になっているあなた、ぜひ参考にしてみてくださいね。
(Nona/ライター)
(愛カツ編集部)
コメント