11月12日、「いい夫婦 パートナー・オブ・ザ・イヤー2018」の記者発表会が、原宿東郷記念館で開催され、俳優の陣内孝則さん・恵理子さん夫婦、お笑いコンビ「品川庄司」の庄司智春さんとタレントの藤本美貴さん夫婦が受賞し、授与式に出席した。この発表会は今年で20回目を迎えるが、「いい夫婦の日」をすすめる会が毎年、一般応募のアンケートと社会背景を基に理想の有名人夫婦を発表しており、今回はこの2組が選出された。
結婚会見以来、約31年ぶりの2ショット会見となった陣内さん夫婦。「遠い中東はアラブのことわざに、人が幸福になるための5つの方法があるという5つのことわざがあります。それはさておき…」と冒頭から会場を和ませた陣内孝則さんは、「最初はラブラブでしたが、ステージがどんどん変わっていって、今は犬を介してしか会話をしておりません」とコメントした。しかし実際は毎年、恵理子さんの誕生日に年の数のバラの花を贈っているそう。
夫婦円満の秘訣を聞かれた恵理子さんは、「干渉しすぎないことだと思います。それと、無駄な詮索はしないこと」と回答。「それは根底に信頼関係があるから」と語った。それに対して陣内孝則さんも「基本、詮索はしない。誠実であることが一番大事です。過剰に愛し合わないこと。過剰に愛している人ほど離婚しているので、無償の愛をほどほどに」と自身の考えを伝えた。
結婚10年目の庄司さんと藤本さんの夫婦は9年ぶりの共演となった。庄司さんは「結婚した当初、すぐに離婚しそうなカップル第2位だったんですよ(笑)。離婚しそうなと言われ、夫婦生活が始まって来年で10周年なんですけど、この賞はドッキリだと思っています」と受賞をまだ実感できていない様子。
夫婦円満の秘訣を聞かれ、藤本さんが「いい意味で、ケンカをいっぱいします」と答え、「我が家では、詮索しないというより、今まで敵だと思っていた週刊誌の方たちが、今や味方だと思っていますので、何かあれば撮ってください」と発言すると会場から笑いが起こった。庄司さんも「ミキティー！」と何度か叫ぶなど、仲の良さをしっかりとアピールしていた。
取材・文＝田中隆信（東京ウォーカー（全国版）・ウォーカープラス/週刊東京ウォーカー＋編集長 野木原晃一）
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