平成最後の仮面ライダー劇場版となる『平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER』より、本予告映像が初解禁となった。「仮面ライダーは現実の存在じゃない」と衝撃の事実を突きつける内容となっている。

【写真】劇場版『平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER』本ポスター&入場者特典

 本作は、2000年テレビ放送開始の『仮面ライダークウガ』から現在放送中の『仮面ライダージオウ』まで20作品に及ぶ平成仮面ライダーシリーズの集大成とも言える作品。

 常磐ソウゴ(奥野壮)と桐生戦兎(犬飼貴丈)の世界に異変が生じていた。まるで別人と入れ替わるように、仲間たちが次々と記憶を失っていくのだ。さらに、2人の前に現れたスーパータイムジャッカー・ティード(大東駿介)。彼は強力な手先を差し向け、一人の少年シンゴを追っていた。シンゴを守る戦いの中で、ソウゴは仮面ライダー好きの青年アタルに出会う。強大な敵を前にシンゴを救おうともがくソウゴたちだったが、そんな中、アタルがある告白をする。「仮面ライダーは、現実の存在じゃない」。その真意をめぐり謎が深まる中、ソウゴと戦兎が追うティードの姿は、初代平成仮面ライダー誕生の地・九郎ヶ岳遺跡にあった…。

 本予告は、燃え上がる炎をバックにたたずむ20人の平成仮面ライダーたちの姿で幕を開け、彼らが築き上げてきた数々の戦いの歴史がプレイバックされる。しかし、ウォズ(渡邊圭祐)の「仮面ライダーはテレビの中の絵空事…」という唐突な言葉から、一気に平成仮面ライダーたちが虚構の産物であることを突き付けられる。『仮面ライダージオウ』のポスターを見つめるソウゴと、仮面ライダーグッズが所狭しと並ぶ部屋で仮面ライダービルドの人形を握りしめる戦兎。さらに消えゆくジオウやビルドを横目に、ティードが「平成仮面ライダーの歴史が終わりを告げる」と宣言する衝撃的な展開に。ティードの手先たちが人々に襲いかかる中、「君の心から仮面ライダーは消えてしまうのか」とナレーションが問いかけ、見る者に平成ライダーたちの思い出をよみがえらせる映像となっている。

 映画『平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER』は、12月22日より全国公開。

劇場版『平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER』本ポスター 「ジオウ&ビルド」製作委員会 (C)石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映