ベテラン司会者・みのもんたの発言が波紋を広げている。

 11月10日、MCを務める「みのもんたのよるバズ!」(AbemaTV)に出演したみの。

 この日のテーマは「日韓また火種! 徴用工問題で国際司法裁判所提訴へ」という緊迫する日韓関係を扱う内容だったのだが、みのによる「トンデモ発言」が話題となっているのだ。

 みのが語ったのは日韓の歴史に関する見解。番組内でみのは「正直に思うんだけど、朝鮮半島と日本が戦争したということは、これは事実だからね」と断言したのだ。

 事実誤認の見解を語ったことから、共演していた元駐韓大使の武藤正敏氏らから「してないですよ」と指摘されたみのだが、「まあでも戦争ですよね」と続けた。

 みのの発言について「業界内では『ネット番組で助かった』と、もっぱらの話題ですよ。これが地上波の放送だったら、局に抗議電話が殺到しているでしょうね」とはテレビ関係者。続けてこう話す。

「今、徴用工の問題や防弾少年団の“原爆Tシャツ”問題で視聴者がピリピリしていて、テレビ的には日韓関係の失言がいちばん危ない。みのさんにとっても今回の発言がダメージとなりかねません」

 みのが被る影響とは──。

「視聴者の反発が局に高まることを恐れての『よるバズ!』の早期打ち切りですよ。表向きには失言が理由とはされないでしょうが、この発言のせいで年内いっぱいで終わらされる可能性も十分ありますね」(前出・テレビ関係者)

 “日韓ネタ”には注意が必要なご時世、ということか。

(白川健一)

アサ芸プラス