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【簡単に説明すると】
・アメリカの裁判所がアマゾンAIスピーカーを活用
・殺人事件当日の音声を録音していた可能性?
・犯人は2人を殺害し1級殺人で起訴

アマゾン Echo

アメリカのニューハンプシャー州裁判所が殺人事件に関わる重要な証拠として、人工知能スピーカーを活用することを決めた。警察は事件現場である住宅に置かれていたスピーカーの犯行当時の状況が記録されているのではないかと期待している。

容疑者であるティモシー・ベリル(34)は2017年1月29日にニューハンプシャー州、ファーミントンクリスティン・サリバン(当時48)とサリバンの知人であるジェンナ・ペリレグリニ(当時32歳)を殺害した疑い。

被害者は鋭い凶器で刺され死亡し、ペリレグリニは体中を43回も刺されてショック死したと見られている。サリバンの遺体は刺し傷8箇所と頭蓋骨骨折が発見された。容疑者であるベリルは1級殺人罪で起訴されたが無罪を主張し控訴。

地元警察は事件現場で、アマゾンスマートスピーカーEcho』を発見した。『Echo』には仮想アシスタントシステム「Alexa(アレクサ)」が搭載されており、電源がオンになっているが常に周囲の音に耳を傾けており待機状態だがが、所有者が「アレクサ」と叫ぶとすぐさまに録音状態になる。

ニューハンプシャー州裁判所は『Echo』がベリルの疑いを立証することが出来る音の証拠を録音して、アマゾンクラウドに保存した可能性があり、検察はアマゾン社から情報を受け取り調査する権限があるという。