90年代のグラビア界を牽引した酒井若菜(38)が来年1月公開の出演映画で本格派女優に転身していた。

 公開に先駆けてさっそく中身を観てみると…。

 場面は歌舞伎町のホテル。男と女が煽情的な赤い照明のもとで、欲望を高ぶらせている。女は現職の婦人警官だ。あろうことか、制服を着たままイレズミ男との逢瀬を楽しんでいる。

「なんかもう…、どうでもよくなってきた」

 女が婦人警官の制服を脱ぎ捨てると、赤と黒のド派手なアンダーウエアとともに、深い胸の“渓谷”があらわに──。そして背後にまわった男は、背後からそのバストを乱暴に揉みしだきはじめるのだった──。

 この胸を揉まれているのが酒井だ。彼女がデビュー史上最も過激な演技を披露したのが、「LOVEHOTELに於ける情事とPLANの涯て」(HIGH BROW CINEMA)。円熟味あふれるアラフォーのボディで、14年ぶりの映画主演となる三上博史(56)に劣らぬ存在感を示しているのだ。

 映画評論家の秋本鉄次氏いわく、今作「LOVE──」の酒井は「下品きわまりないぶっ飛び女」。続けてその演技に「婦人警官でありながら」法律違反の薬物に溺れてしまう背徳キャラを「みごとに演じきっている」と賞賛したうえで、こう話す。

「ホテルで男に胸を揉まれてアヘアヘと悶えるだけでなく、テンポの早いセリフで旦那に言葉攻めをするなど、徹底して清純派のイメージを覆しています」

 酒井がイケナイ婦警を演じるとなれば、1秒たりともスクリーンから目が離せそうにない。11月13日発売の「週刊アサヒ芸能」11月22日号では、そんな酒井の“極艶”な演技を克明にリポート。公開に先駆け、誌上で最速公開している。

アサ芸プラス