リーグ2(イングランド4部)のノッツ・カウンティは13日、ハリーキューウェル監督(40)との契約解除を発表した。クラブ公式サイトが伝えた。

▽現役時代はリーズやリバプールで一時代を築き、その後もガラタサライメルボルン・ビクトリー、アル・ガラファ、メルボルン・シティなどでプレーしたキューウェル監督。オーストラリア代表としても活躍していたが、2014年に現役を引退。引退後は指導者の道を歩んでいた。

▽2015年7月からはワトフォードU-23の監督に就任すると、2017年5月にはコヴェントリー・タウンの監督に就任。今シーズン途中からノッツ・カウンティで指揮を執っていた。

▽開幕から6試合を終えて1分け5敗のチームを率いることとなったキューウェル監督は、一時は3連勝を含む6戦無敗とチームを立て直しかける。しかし、再び勝てなくなり、リーグ戦17試合を終えて3勝5分け9敗。残留ラインである22位と低迷していた。

▽ノッツ・カウンティは、キューウェル監督に関して「迅速な行動が必要不可欠だと感じた」とし、解任に踏み切った。

ハリーの情熱とコミットメントには疑いがない」

「仕事に対する彼の愛情を初めてみた時は、楽しい物だった。そして、彼をクラブから離すことは絶対に喜ぶことではない」

「しかし、残念なことに、彼にとってメドウ・レーン(ノッツ・カウンティの本拠地)での仕事は簡単なものではなかった」

「結果は十分ではなく、パフォーマンスのレベルは継続する懸念事項だった。我々にとって、変化しない物を続ける理由は見当たらない」

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