女子会に行ってみたい男子(imtmphoto/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

2010年に流行語大賞を取って以降、その言葉が広く浸透した「女子会」。女子会と聞くと「男子禁制」のイメージがあるが、近年では、女子会の中に1人だけ男性が混ざる「女子会男子」が急増しているようだ。

 

■5人に1人の男性が「行ってみたい」

しらべぇ編集部は、全国20〜60代男性750名を対象に「女子会」に関する調査を実施。その結果、「女子会に行ってみたい」と回答したのは、全体の18.0%。

女子会に行ってみたい男子

じつに、5人に1人の割合で、女子会に興味を持っている男性がいることが判明。 男性だけでは入店しづらい店も女性と一緒なら入店できることもあるため、行ってみたいと考えるのかもしれない。

 

■30代既婚者は「女子会」に興味津々

さらに、この「女子会に行ってみたい」と回答した割合を、年代別にみると、もっとも高いのは30代で26.0%。20代が22.7%と続いた。

女子会に行ってみたい男子

一方で、もっとも低いのは60代で、8.0%と1割を下回っている。女子会に「行ってみたい」と考える男性は若い世代に目立ち、年代を重ねるたびに割合は低くなり、30代をピークに山型のグラフとなっていることが特徴的だ。

また、この割合を既婚・未婚と切り分けてみたところ、既婚30代男性が34.4%と突出し、全体平均を大きく上回ることが判明。

女子会では、男性の目を気にする必要がないため、赤裸々にトークをすることもあるようだ。自分のパートナーが、ママ友や友人とどんな会話を繰り広げているのか気になる男性が多いのかもしれない。

■「男だと行きづらい店に」「顔すら出したくない」

ネット上には、「女子会」に対する男性のこんな声が…

サンリオ女子会、行って見たいな〜。でも女子会だから男は駄目かな?」

 

女子会いいな…男だと行きづらい、行けないところには行ってみたい。オシャレなスイーツの店とか!」

 

女子会に男は、一度は行ってみたいと思うものだが、その内容を知ったら最後、あまりのめんどくささに幻滅し、絶対に顔すらも出したくないと思うもの」

 

「家に帰ってきたら妻が自宅女子会していて、自分の悪口を言いまくってた…」

 

「彼女がラブホ女子会をしている。自分はそういう女子が苦手だからモヤモヤする」

 

「普段行けない店に行ってみたい」「どんな会話をしているのか気になる」といった声がある一方で、女子会での雰囲気や会話に戸惑い「二度と行きたくない」という男性の意見も。

 

■共感力が必要?

男性がいないからこそできる会話もあり、ぶっちゃけた話題が飛び交うことが多い「女子会」。参加している男性は、「慰める」「話を聞く」など、女性の相談役として立ち振る舞うことが多いようだ。

男性が女子会に誘われるためには、女性の輪に溶け込める高い「共感力」を身につけることが大切なのかもしれない。

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(文/しらべぇ編集部・桜花ななこ

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」 調査期間:2014年8月15日(金)~8月19日(火)
対象:全国20代~60代 男性750名

既婚30代男性の3人1人が興味津々 「女子会」に参加してみたいか調査した結果