ウクレレに興味がある方の中には、せっかくハワイに行くのだから、この機会にメイド・イン・ハワイウクレレを手に入れたいとお考えになる方も多いでしょう。
今回は、ハワイであなたにぴったりのウクレレを手に入れるヒントを紹介します。


メイド・イン・ハワイのウクレレなのに、ハワイではなかなか出会えない!?




ハワイミュージック・シーンに欠かせない楽器、ウクレレ
軽くはじけるような音を紡ぐ指の動きがノミ(蚤)のように見えたことから、「跳ねるノミ」という意味のハワイ語ウクレレ」と呼ばれるようになりました。

ハワイではカマカ、コアロハ、Gストリングス、カニレア、アナオレなど、実に多くのメーカーがウクレレを生産しています。
ところが、ハワイウクレレショップでは、このすべてのメーカーのウクレレに出会えるという訳ではないのです。


Gストリングスは、大量生産をやめ個人ビルダーとなってしまったため、生産数が少なくなったことからあまり店頭に並ぶことがありません。


また、ハワイで一番の歴史を持つカマカも、日本の楽器店が大量に仕入れてしまうためハワイウクレレショップには十分に行き渡らないことから、テナーサイズやコンサートサイズのウクレレはほぼ無く、スタンダードサイズ(ソプラノ)があったとしても気に入ったコアの木目を選べないという状態です。




メーカーにこだわらず試し弾きをして決めよう!




それでは、ハワイでお気に入りのウクレレを手に入れるにはどうしたらよいのでしょうか。
まず、ウクレレは音を奏でる楽器という基本に戻ってみるのはどうでしょう?

確かに歴史のあるメーカー製のウクレレは魅力がありますが、その他にもメイド・イン・ハワイで素晴らしい音色を出すウクレレはたくさんあります。
また、同じメーカーで同じ型番のウクレレでも、微妙な音色の違いがあります。
だからこそ試し弾きをして、自分の気に入った音色のウクレレを見つけるのです。



さらにお気に入りの一本を見つけるためには、何軒ものウクレレショップをまわる手間を惜しんではだめです!
僕も、ハワイでカニレアのテナーを購入したときには、何軒かのウクレレショップをまわって気に入った一本を見つけました。








持ち帰るには注意が必要!




ハワイで手に入れたお気に入りのウクレレは、絶対に預け入れ荷物にしてはいけません!
海外の預け入れ荷物は積み込む際に手荒に扱われることが多く、ウクレレのようなデリケートなものは割れてしまう心配があります。
必ずケースに入れて、手荷物として機内に持ち込むようにしましょう。

また、ハワイウクレレを購入し日本に持ち込む時には、価格に応じた関税や消費税が必要となります。
ここではあまり詳しく説明しませんが、20万以上のウクレレを購入した場合には、帰国便で配られる税関申請の用紙に記入が必要となります。
日本到着後は、課税のゲートに並んで申告して清算用紙を受け取り、所定の窓口で消費税を含む税金を支払う、というのが正式な手続きですから覚えておきましょう。




ハワイでお気に入りのウクレレを見つけるときには、できる限り多くの楽器を試し弾きしてみてください。
一見同じように見えるウクレレも、それぞれの楽器が出す音色には個性があって面白いと感じることでしょう





ハワイでウクレレを買おう!あなたにぴったりのウクレレを手に入れるヒント教えます