レアル・マドリーに所属するスペイン代表FWマルコ・アセンシオは、自身が危機に瀕しているとの見解を受け流している。スペインマルカ』が伝えた。

マドリー11月13日、サンティアゴ・ソラーリ監督が正式に指揮官に就任することを発表。これまでは、10月29日に解任が発表となったフレン・ロペテギ前監督の穴を埋める暫定の状態が続いていたが、ようやく腰を据えて取り組めることとなった。

▽ソラーリ監督は、暫定指揮中の公式戦4試合で全勝。トップクラスの相手とは対戦していないものの、15得点2失点とこれまでの得点力不足を払しょくするような試合を披露している。しかしながら、監督が代われば選手の起用法に変化が出るのも当然のこと。その中でも特に顕著なのがアセンシオだ。

▽アセンシオは、ロペテギ政権下での公式戦全14試合に出場し、そのうち先発を外れたのは4試合。そして、現ソラーリ政権下では既に1試合を欠場しており、先発出場も2試合のみだ。ロペテギ前監督の下では7度記録していたフル出場も、今の所1度もない。

▽こういった状況から、ソラーリ監督が正式に就任した現在、アセンシオの出場機会減少を危ぶむ声も多々聞こえる。しかし、アセンシオは、そういった意見を意に介していないようだ。

「危機的状況とは思っていない」

「中心になってけん引するのは僕じゃない。より長くクラブに在籍している選手たちがいて、彼らは経験豊富だ。地位も高いし彼らには負けるよ」

「現時点で僕は目立っていないけど、総合評価はシーズンの終わりに下される。的を射ていない批判がいくつかあったけど、僕らはジャーナリズムがここではどう作用するかを分かっているよ。十把一絡げにする気はないけど、いくつかはダメージを与えるためのものだ」

「(サンティアゴ・ソラーリ政権下では)結果が良くなって、フットボール面も同様だね。彼が今の僕らの監督だし、彼の為にベストを尽くすよ」

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