2018年11月14日(水)~11月25日(日) 東京・紀伊國屋ホール、11月29日(木)~12月2日(日)大阪・ABCホールにて上演される『光より前に~夜明けの走者たち~』のDVD発売が決定した。

本公演は、東京オリンピック銅メダルを獲得した円谷幸吉と、その四年後にメキシコオリンピック銀メダルを獲得した君原健二の物語のような実話をもとに、二人の正反対で好対照な人生を描いた作品だ。

脚本・演出を手掛けるのは、小田島雄志翻訳戯曲賞や文化庁芸術祭優秀賞など数々の賞を受賞する演出家・谷 賢一。出演は、宮崎秋人をはじめ、木村了、高橋光臣、中村まこと、そして箱根駅伝にも出場経験がある和田正人が務める。さらに、青山学院大学陸上競技部・長距離ブロック監督である原晋監督が特別監修として参加している。舞台公演会場では、DVD予約者限定特典として特製ポストカードがついてくることも発表されており、公演とともにチェックしよう。

<ストーリー>
東京オリンピック銅メダルを獲得した円谷幸吉と、その四年後にメキシコオリンピック銀メダルを獲得した君原健二。これは、ライバルでもあり、友人でもあった二人の物語。
1964年東京オリンピックをともに走ったランナー、円谷幸吉(宮崎秋人)と君原健二(木村了)。円谷は、信頼するコーチ畠野洋夫(和田正人)との二人三脚のトレーニングにより、番狂わせの銅メダルをもぎとった。君原は、優勝候補と期待されるも入賞を逃し、失意のうちに引退を決意する。
日本中の期待を背負って、次なるメキシコ五輪へ向けて走り始めた円谷は、周囲の圧力や愛する人たちとの別れを受け、徐々に調子を落としていく。一方、引退の意志を固めていた君原は、コーチの高橋進(高橋光臣)、そして愛する人との出会いよって再び走り始め、順調に記録を伸ばすのだった。
「走る」こと以外は好対照であり、正反対なふたりを、スポーツライターの宝田修治(中村まこと)が追っていた。メキシコオリンピック目前、君原のもとにある報せが飛び込む。それは、「円谷幸吉・死去」というあまりにも突然の訃報だった……。


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