「ビジネス+IT」にて掲載されていた、「TVアニメはなくなったほうが「幸せ」?」という記事がネット上で注目を集めています。

そこには近年日本のTVアニメの制作現場にお金が回っていない問題から、アニメをテレビで放送するよりもNetflixやAmazonなどの資金が潤沢なネット配信に移ってしまったほうがアニメの制作現場に資金が回り「幸せ」になるのでは、という内容。



また、動画担当アニメーターの平均年収は約110万円、業界全体の平均年収は約333万円と、全産業の平均を大きく下回っています。

それにもかかわらず1日の平均労働時間は11時間、月間の休日は平均たった4日しかないのが現状。

さらに作品の権利は製作費を出資した製作委員会が保有するため、どれだけヒットしても下請けのスタジオには利益が還元されません。

これにより資金が潤沢しているNetflixやAmazonなどの配信サービスに頼ったほうが良いのではないのかと触れられています。

無料のTV放映に比べて国内での視聴機会は減りますが、ネット配信にすることで、世界中の視聴者を相手にでき、これをきっかけに日本のアニメ文化がこれからまた一気に栄える可能性も。 

これらのことから、アニメはテレビ放送よりもネット配信に移っていくことも今後ありなのではないかと考えられています。

このことについてみなさんはどう思いますか?

TVアニメはなくなったほうが「幸せ」? “カネ”が違いすぎるNetflixとAmazon

https://www.sbbit.jp/article/cont1/35625

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