11月14日、広島県警に努める男性警部補が、女児に撮影させたわいせつ画像を送信させた疑いで、書類送検されていたことが明らかになった。
■警部補、減給処分に
警部補は9月20日、県外の警察から児童買春・児童ポルノ禁止法違反の疑いで書類送検されていた。
送検容疑は、2018年2月24日から3月4日まで、インターネット上で知り合った女児に複数回にわたって、わいせつな画像を撮影させ、それを送信させた疑い。
県警発表によれば、女子児童の親から相談があり、警部補に事情を聴いたところ容疑を認めた、とのこと。書類送検された同日付で、広島県警は警部補に対して、減給10分の1(3か月)の懲戒処分を下している。警部補はすでに依願退職した。
■県警、不祥事の詳細を明らかにせず
今回の男性警部補が起こした不祥事は公務外で行われていた。県警は不祥事の公表基準を、公務中は懲戒処分以上、公務外は停職以上と定めている。そのため、広島県警の監査官室は今回の不祥事に関して、
「公表にあたる事案ではないので詳細を差し控える」
として、不祥事のより具体的な内容は明らかにしていない。
■「甘すぎる」対応に怒りの声
市民を守る警察官としてあるまじき行為を犯したにも関わらず、甘すぎるともいえる処分を下された警部補。ネット上では、県警側の対応や警部補に対して、怒りの声が多く寄せられている。
「はぁ?処分内容甘過ぎ」
「これはあかん。実在青少年が被害にあっとるのに実名報道、懲戒免職じゃないんか」
「名前も出せよ、顔写真も。一般人なら出てるぞ」
「警察だからって何故顔も名前も出さないんだろう?しっかり処罰しないから後から同じ事をする奴が増えるんだ。甘すぎる」
■一定数の男性、中学生以下の異性に性的興奮を感じる
しらべぇ編集部が全国の20~60代男女1,365名を対象に「中学生以下の異性に性的興奮を感じるか」調査を実施したところ、
20台男性で9.0%、30台男性で10.9%と少ないながらも一定数の男性が中学生以下の異性に性的興奮を感じていることが明らかになった。
(©ニュースサイトしらべぇ)
市民からの信頼を揺るがしかねない不祥事。警部補は既に職を辞したとはいえ、減給処分という県警側の対応は果たして正しかったのか、疑問が残る。
再発防止に努めることを望むとともに、市民に不安を感じさせないような警察運営を期待したい。
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【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年9月23日~2016年9月26日
対象:全国20~60代の男女1365名(有効回答数)
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