ユベントスが、ローマに所属するギリシャ代表コスタス・マノラス(27)の獲得を検討しているようだ。イタリア『コッリエレ・デッロ・スポルト』が伝えた。

▽今夏、FWクリスティアーノ・ロナウドレアル・マドリーから獲得するなど、多くのスター選手を擁しているユベントス。しかし、センターバックの陣容はイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチ(31)、元イタリア代表DFアンドレア・バルザーリ(37)、イタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニ(34)、モロッコ代表DFメディ・ベナティア(31)と、ベテランの域に達している選手ばかりだ。

▽特にバルザーリは来シーズンには38歳になり、ベナティアは就去が不透明と伝えられており、ユベントスではディフェンスラインの若返りが急務となっている。そこで、候補として挙げられているのがマノラスだ。

▽守備の要であるマノラスはローマとの契約を2022年まで残しており、国外クラブに限り契約解除金は3600万ユーロ(約46億円)に設定されている。さらに、先日にはローマへの忠誠を示し契約解除条項を設定しない新契約の締結を熱望していることが報じられていた。しかし、未だ契約更新に関する動きはないと伝えられており、不透明な状況が続いている。

▽マノラスには今夏にもチェルシーが獲得に興味を示していたほか、バイエルンユベントスと競合する可能性も。来夏の移籍市場での主役候補の1人だと、『コッリエレ・デッロ・スポルト』は評価している。

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