NHK BSプレミアムにて、2019年1月4日(金)夜8時から、東山紀之主演「大岡越前スペシャル~親子をつなぐ名裁き~」を放送することが分かった。共演は勝村政信、寺脇康文、美村里江、田村亮高橋光臣、壇蜜、西郷輝彦ら。

加藤剛さんが約30年にわたって演じ続けた大岡越前守忠相を、東山が引き継いで新シリーズがスタートしたのは2013年。これまで連続ドラマ4シリーズ、スペシャルドラマ1本が放送されてきた。

2018年に加藤さんと2013年より忠相の父・忠高を演じていた津川雅彦さんが逝去されたことで、東山は「加藤剛さん、津川雅彦さんを亡くし、本当に僕がこのまま続けさせていただいて良いのかと悩みましたが、お二人の思いを受け、遺された者の使命としてお話をいただいている限りはやらせていただこうと決意しました。

この作品を愛してくださっている方に喜んでいただけるよう、これからも頑張ってまいりますので、応援よろしくお願いいたします」とコメントを寄せた。

■ あらすじ

大岡忠相(東山)の一子・求次郎が5歳になり、袴着の祝いを迎えた秋、「大岡さまが町奉行を辞める!?」といううわさが江戸中に飛び交う。

実は、将軍・吉宗(平岳大)から忠相に、武蔵野の新田開発をするよう命がくだったのだった。

農政は素人ながら潔く引き受けた忠相は、浪人姿に身をやつし、同心の片瀬、岡っ引き・勘太を供に、武蔵野検分の忍び旅に赴く。その旅先で、偏屈だが筋の通った名主・川野平左衛門を見いだす。

そのころ江戸では、いたずらざかりの求次郎が行方不明になる。

留守を守る雪絵(美村)は気丈に振る舞いつつも心配で、胸が張り裂けそうな時を過ごす。

求次郎はおこんという女に生き別れのわが子と間違えて連れ去られていた。

だが、おこんの情夫が忠相によって獄門台に送られた兇族(きょうぞく)一味の残党だったことから、事態は思わぬ方向へと動きだす。

なお、本作はNHK BSプレミアムでの放送に先駆け、BS4Kでは2019年1月1日(火)昼5時30分より放送される。(ザテレビジョン

東山紀之が「大岡越前」への思いを告白