声優の野沢雅子が、14日に東京・日本武道館で開催された映画『ドラゴンボール超 ブロリー』ワールドプレミアに登場。野沢は「本(脚本)を読みますと、こういう感じに仕上がるだろうなっていうのは分かるんですよ。でも、いい裏切りがありましたね、この作品は。ちょっと違ってました」と本作の魅力を語った。

【写真】映画『ドラゴンボール超 ブロリー』ワールドプレミアの様子

 劇場版20作目で、原作者の鳥山明が脚本を手掛けた本作では、孫悟空(野沢)とベジータ堀川りょう)が、悲劇的な過去を持つもうひとりのサイヤ人ブロリー島田敏)と繰り広げる戦いを描く。イベントには声優の堀川りょう中尾隆聖島田敏久川綾古川登志夫宝亀克寿、長峯達也監督に加え、本作の主題歌を担当した歌手の三浦大知も参加した。

 野沢は武道館でのプレミア開催について「ただ、びっくりです。こんなところでは、ありえないでしょう、私たちは。すごくうれしいです。ありがとうございます」と喜びのコメント。堀川は「正直言って、本当にこんなにうれしいことはないと思います。これだけたくさんの方がいらしてくれたっていうことは、『ドラゴンボール』を愛してくださっている方が、これだけたくさんいるということですから、すごく、率直にうれしいです」と笑顔を見せた。

 フリーザ役の中尾は、フリーザの声で「素晴らしい! この一言です」と声を上げ、会場を大いに沸かせた。一方で島田は「戦闘民族サイヤ人の名に恥じることのないバトルを、思う存分繰り広げさせていただきました。どうぞ、バトルシーンも併せてお楽しみいただければと思います」と見どころをアピール。

 野沢は本作がどんな作品になったか、改めて問われると「(劇場版)20作品ってびっくりしたんですけど、そんなにやった?って思ったんですけど、今までで一番いいですね!」と太鼓判。「だいたい、本(脚本)を読みますと、こういう感じに仕上がるだろうなっていうのは分かるんですよ。でも、いい裏切りがありましたね、この作品は。ちょっと違ってました」と満足げに続けていた。

 映画『ドラゴンボール超 ブロリー』は、12月14日よりロードショー。

映画『ドラゴンボール超 ブロリー』ワールドプレミアの様子 クランクイン!