Tozai Gamesは、エスカドラが移植開発したR-Type Dimensions EX』11月28日に発売すると英語圏向けに発表した。対象プラットフォームはPC(Steam)Nintendo Switch。パッケージでの発売はなくダウンロード版のみとなる。

 なお2013年には、PS3向けにも『R-Type Dimensions』が発売されており、ほかにもPlayStation Now加入者向けに現在提供されている。

 1987年にアーケードで展開されたアイレム開発のR-TYPEは、横スクロール型のシューティングゲーム。自機とは別個に動き攻めや守りで活躍する「フォース」を交えた緻密なゲームデザインや、映画『エイリアン』のH.R.ギーガー風の敵デザインを軸とした独自の世界観が高い評価を浴びた。
 1985年発売のグラディウス1986年ダライアスとともに、御三家STGとも呼ばれることもある。その後はさまざまな機種に移植、続編も多数制作されている。

 『R-Type Dimensions EX』では、その初代『R-TYPE』と1989年に展開されたR-TYPE IIをプレイすることができる。ゲームプレイには手は加えられておらず、初代は8ステージ、『II』は6ステージが、リミックスされることなくオリジナルのまま収録されている。

 グラフィックスも原作から変わらない2Dドットだが、今作ではさらに3Dモードも搭載されており、こちらではBGMやサウンド・エフェクトも再収録されている。この2つのモードはゲーム中、1ボタンで切り替えることができるという。

 このほか同作では機体の衝突判定を設定できるオフライン協力プレイモードと、残基無制限やその場復活といったオプションが使えるステージセレクト対応の「インフィニティモード」も新たに収録。後者はスローモーション、早送り、最強パワーアップにも対応しているため、練習ややり込みプレイに最適のモードとなりそうだ。

文/ishigenn

R-TYPE Dimensions EX 公式サイト
インタビュアー・編集
ニュースから企画まで幅広く執筆予定の編集部デスク。ペーペーのフリーライター時代からゲーム情報サイト「AUTOMATON」の二代目編集長を経て電ファミニコゲーマーにたどり着く。「インディーとか洋ゲーばっかりやってるんでしょ?」とよく言われるが、和ゲーもソシャゲもレトロも楽しくたしなむ雑食派。
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