この度、三井不動産ビルマネジメント株式会社とconSept LLCは霞ヶ関を中心としたオフィスビルで働きながら演劇を学ぶプロジェクトを発足いたしました。
つきましては下記の通りオーディションにて本プロジェクトへの参加者を募集いたします。
【プロジェクト概要】
本プロジェクトは「ビルで働きながら演劇を学ぶ」というアクションを通して、企業と芸術文化が相互に好影響を与えられる環境を作れるかを試みる場として立ち上げられたものです。将来的には社会人野球のように企業のバックアップの元で継続性のある共創プロジェクトとしての完成を目指しますが、現時点では未完成のプロジェクトであり、試行錯誤とともに進められるプロジェクトである点を考慮の上、ご応募ください。

皆さんにしていただくことは以下の2点のみです。
1. 働く:日中は仕事マッチングアプリ等を通じて募集される、霞が関ビルおよび周辺での仕事を行って対価を得る
業務例:
・飲食店舗のランチタイムにおける応援ホールスタッフ
・突発的な集計作業のヘルプ
オフィス内での荷物の確認、移動作業
オフィス、店舗内での重量物の移動、廃棄等
2. 学ぶ:夕方以降はconSeptが提供する演劇セミナーに参加する(無料)
講師:板垣恭一、シライケイタ、下司尚実



【オーディション概要】
■応募期間:2018年11月25日23:59まで
■実技審査:2018年12月2日(日)11時16時
■会場:霞が関ビル内(予定)
■応募資格:演技者として人前に立つことを考えている方。
      18歳以上29歳以下の男女。
      東京都内および近郊の方。
※国籍は不問(日本語のわかる方)、未成年者は保護者同意が必要です。
※事務所、団体に所属している方は必ず所属先の許可を取ってからご応募ください。
■募集人数:10名
■参加費:無料
12月17日の週にオリエンテーションを行います


【プロジェクト詳細内容】
■実施期間:2019年1月4日(金)~2月28日(木)
■働く:週5日(平日のみ)、9時~17時
■学ぶ:週5回「働く」の後に実施(18時~21時の予定)
■最終週は、学んだことを基準に一般の方々を集めて公開セミナーを実施(予定)
※期間中、参加者から何かしらの代金を支払っていただくようなことはありませんが、平日におきましては仕事マッチングアプリまたは三井不動産ビルマネジメント社から提供されるお仕事以外はしないことを原則とします。
※給与は業務ごとに設定される時給計算となります。
※交通費・食費は給与に含まれますが、一部交通費が別途支給となる場合があります。
※最低給与の保証は致しかねますが、平日日中に可能な限り多くの働き口を確保いたします。また働き口確保に関する営業業務も、お仕事としてお手伝いいただきます。
※2回以上無断でセミナーを欠席した場合はペナルティが課されます。


【選考の流れ】
■書類選考:応募書類による選定(締め切り後、4日以内にご連絡します)
■実技審査:面談・実技(詳細は当日にお知らせいたします)
(審査後、1週間以内にご連絡します)
※選ばれた方は12月17日の週にオリエンテーションを行う予定です。


【応募方法】
下記の応募フォームより情報を入力して送信してください。

https://www.gekitokurashi.com/entry

※応募後、24時間以内に確認メールが届かない場合は、以下までお問いせください。
※本オーディションで取得した個人データにつきましては、オーディション以外に使用することはありません。


【講師プロフィール】
板垣恭一
演出家・脚本家。日大芸術学部演劇学科、第三舞台を経て演出家に。演技講師、映像ディレクターとしても活動。日本劇団協議会『日本の劇』戯曲賞最終選考委員。ストレート・プレイからミュージカルまで、多くの作品に携わり、大劇場作品や若手公演の演出での手腕も高く評価される。近年の演出作に『カクタスフラワー』、『グーテンバーグ!ザ・ミュージカル2018』(訳詞)、『ウーマン・オブ・ザ・イヤー』(訳詞)、『In This House~最後の夜、最初の朝~』(訳詞)、『カラフル』(脚本・作詞)、『ゆく年く・る年冬の陣 師走明治座時代劇祭』(構成)、『あさひなぐ』(脚本)、『フランケンシュタイン』(潤色)など。

シライケイタ
劇団温泉ドラゴン代表。 日本演出者協会常務理事。 日韓演劇交流センター理事。 桐朋学園芸術短期大学非常勤講師。
桐朋学園芸術短期大学演劇科を卒業。大学在学中に、蜷川幸雄演出の「ロミオとジュリエットパリス役でデビュー。その後、数々の舞台やテレビ、CM等で活躍。近年は、劇作家・演出家としても精力的に活動している。2013年、文化庁・一般社団法人日本演出者協会主催による、「若手演出家コンクール2013」にて、優秀賞と観客賞を受賞。2017年7月、第25回読売演劇大賞の中間選考会にて、2017年上半期演出家賞のベスト5に選出。第25回読売演劇大賞において杉村春子賞を受賞。2018年度より、セゾン文化財団シニアフェロー。

下司尚実
振付家・演出家・ダンサー。自由形ユニット“泥棒対策ライト”主宰。ダンスと演劇表現とを自由に行き来する作風は2016年MITAKA “Next”Selection、シアタートラム・ネクストジェネレーションに選出されるなど注目を集め、前川知大脚本・演出『ゲゲゲの先生へ』など数々の作品にステージングや振付で参加している。野田秀樹、小野寺修二、近藤良平、康本雅子など多彩な演出家、振付家のもとで出演、演出助手などの経験を重ね、近年では森山開次演出・振付『不思議の国のアリス』、舞台『あさひなぐ』(ステージング/大倉文乃役)、eastern youth『ソンゲントジユウ』MV主演、辻本知彦振付のもとMISIAのライブに出演するなど、その活動は多岐にわたる。





『劇と暮らし』とは?
2017年初春、都心の空間を何かしら文化的なことに活用できないかと模索していた三井不動産ビルマネジメント株式会社と、演劇という文化がもっと世の中に役立つための仕組みを作れないかと模索して いたconSept LLCによって、演劇や演劇のメソッドを通して心と体を整えたり、暮らしを豊かにする ための様々なアプローチを考え、実践して行くことを目的として『劇と暮らし』プロジェクトはスター トしました。

「演劇を見たことはありますか?」と種々のビジネス交流会やセミナーなどで知り合った方々に質問を してみると、見事にほとんどの方から触れたことがないという答えが返ってきます。 中には「1、2度は」と言われる方もいますが、どんなシチュエーションで体験したのだろうと訪ねてみると、「よく覚えていないけど知人の知人が...」とか「行きつけの居酒屋でバイトしてる子が役者を目指してて」という場合が多いようです。もちろん芸能人の誰かのファンであることからご覧になる方もいらっしゃいます。

演劇は映画やコンサート同様、娯楽であったりアートであったりと、趣味として観るものの一つでもあ りますが、一方でローマの時代から、その時代と社会を再現し(もしくはシミュレートし)楽しむものと言われるほど、演劇には我々の生活に密接している要素が詰まっているのです。 ドイツイギリスなどヨーロッパではその発展形として演劇の要素が地域活動や教育活動にも盛り込まれており、人の行動、心理、関係性などについて観察し掘り下げられている一つの学問でもあります。

そんな演劇の考え方や方法論の一部を活用して、特に社会人の方々に、自分自身の頭と心と体と向き合 っていただきながら、同時に上司や部下、同僚、家族、友人など様々な状況での人との関わり方につい て直感的に体感していただくことで、日々の暮らしのヒントや活力を得ることに少しでも貢献できれば という思いと同時に、普段演劇に触れる機会が少ない社会人の方々に「演劇」をほんのり感じて体感していただく機会になればという思いを込めて活動を続けています。

配信元企業:conSept

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