武藤敬司(画像は武藤敬司Twitterスクリーンショット

プ女子と呼ばれる女性ファンを獲得するなど、ブームが再燃しているプロレス。そんな日本マット界の至宝、WRESTLE-1の会長も務めるプロレスラー武藤敬司(55)が14日深夜放送『マツコ&有吉 かりそめ天国』(テレビ朝日系)で食レポに挑戦した。

昭和のプロレスファンでもあるマツコ・デラックス(45)、有吉弘行(44)らも武藤の食レポに興奮。視聴者の注目も集まっている。

 

■1人での食レポに緊張

1人での食レポは初めてという武藤。「レスラーは肉体で表現するから言葉のレパートリーがない」と不安を口にしながらロケがスタートした。

この日は「タルタルソース四天王を制覇する」というロケ内容。1軒目は築地のフランス料理店でカキフライを食す。

オープニングの不安も何のその、店舗を紹介しつつ着席まで非常にスムーズにロケは進む。料理が運ばれてくると「うわー、スゴイ量のタルタルソース」と見た目を伝え、隠し味を聞いて「ハチミツだぁ」と感嘆。その食レポの様子をマツコらも「いいねえ」「うまいわ」と絶賛した。

 

■見事なプロレスラー例え

美味しそうにカキフライをほお張り味を伝える武藤。これを「プロレスラーに例えると誰か」尋ねられ「この丸さが長州力だな。カブトムシのメスだって俺たちの中では言われている」と見事に切り返した。

続いて渋谷のエビフライ専門店で出された巨大なエビフライを「海老のアンドレ・ザ・ジャイアント」と例えスタジオを沸かせる。

寿司店のカツオのレアフライに添えられた和風タルタルソースを口にすると「イメージと違う、邪道ではないですか?」と店主とトークを交わしながら、邪道プロレスを提唱した「大仁田厚」と例える。しかしながら「例えが悪かったな…」と反省する姿ものぞかせた。

■視聴者も絶賛

味を言葉と表情で伝える絶妙な食レポプロレスファンを楽しませるトーク、入店時に帽子をすぐに脱ぎ礼儀正しく店主と接する姿など、プロレスラーの枠に留まらない技術をみせた武藤。視聴者からも絶賛の声が溢れていた。

 

■四天王最後はグレートムタ

四天王最後は鶏料理専門店の骨付きのチキン南蛮チキンの骨の部分が天に向かい立っている状態で出された料理を見て「八つ墓村見たい」と驚いたものの、これは『犬神家の一族』で池から足だけが飛び出ていたシーンと間違えており、慌てて「犬神家みたい」と訂正した。

柴漬けを混ぜたタルタルソースは少しピンクがかっていたため、自身が扮する「グレートムタの毒霧みたい」と表現。これには有吉も「色だけじゃねえか」とツッコミが飛んだ。

それでも有吉、マツコともに武藤の食レポには大満足の様子。4店舗を巡り、それぞれの魅力だけでなく、自身の個性までも伝えた武藤敬司が「食レポ界の至宝」となるかもしれない。

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(文/しらべぇ編集部・サバマサシ

「このカキフライは長州力だね」 プロレスラー・武藤敬司の食レポを有吉マツコ絶賛