14日に出場歌手が発表された大みそかの「第69回NHK紅白歌合戦」に名前がなかった、昨年までデビュー以来24年連続で出場していたTOKIOだが、15日放送のTBS系ビビット」で、MCを務めるTOKIO国分太一が落選について言及した。

 TOKIOといえば、今年4月、元メンバーの山口達也氏が今年2月、司会を務めていたNHK Eテレの教育番組「Rの法則」で共演していた女子高生タレントに対して、強制わいせつを行った容疑で書類送検されたことが報道された。

 起訴猶予になったものの、本人の辞意が受け入れられ、山口氏はTOKIOから脱退し、ジャニーズ事務所から契約を解除され引退状態に。

 山口氏の不祥事を受け、同番組は打ち切りになってしまっただけに、TOKIOのNHKへの“貢献度”は大きなマイナス。いくらジャニーズ事務所所属といえども、のうのうと紅白に出場できるはずがなかった。

 同番組で国分は落選について、「今回に関しましては音楽活動もしてませんし、今年CDも出していません。紅白は1年間通して、アーティストとして活躍した人たちのごほうびという形でもあると思う」と淡々とコメント。

 落選は想定内としつつ、「稀勢の里関じゃないけど、ここは休場して…」と横綱稀勢の里を引き合いに出したが、この時点で稀勢の里の休場は発表されておらず。

 すかさず、コメンテーターの堀尾正明氏から「まだ休場かどうか分からないですよね」と突っ込まれると、国分は「こんな失礼なコメントないですね」と訂正した。

 「歌手発表の現場で、NHKの担当者は明確なTOKIOの落選理由についてコメントせず。国分も山口氏のことに触れないように気を回していたようだが、動揺もあったのか、思わぬ“失言”が飛び出してしまったのでは」(芸能記者)

 この1年“山口ショック”で揺れたTOKIOだが、音楽活動の再開時期が注目される。

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