防弾少年団(BTS)の文句を聞いたというTSUTAYAの店員が、「名前から性癖まで暴露可能」などとSNSに投稿したとして物議を醸している。TSUTAYAの広報は取材に対し、アルバイト店員による投稿で間違いないと事実を認め謝罪した。


このアルバイト店員は勤務中、客が「韓国人の紅白取り消しになった男のアイドル、頭おかしい」とBTSに関する会話をしていたのを聞き逆上。BTSの所属事務所が、アーティストに非はないと声明を出しているとして、「許さないからな」とTwitterに投稿。さらに、「個人情報を取り扱う仕事上、名前から性癖まで暴露可能だ」と続けた。この投稿は、既にアカウントごと削除されている。


投稿がTSUTAYAの店員のものだったのか広報に確認したところ、同社は「アルバイトスタッフによる投稿で間違いない」と回答。既に「投稿の経緯など事実確認を行い、現在、対応を検討中」とした。個人情報の取扱いについては、店員は必要な個人情報を閲覧することができるが、アクセス権限を設けたり閲覧履歴を記録するなどして適切に管理していると説明。また、SNSの利用マナーやルールについても、本部がガイドラインを用意し各店舗に教育を行っていたという。今回の問題を受けTSUTAYAは、「ご不安やご不快な思いをおかけして大変申し訳ありません。対応を検討し再発防止に努める所存です」と謝罪した。


BTSをめぐっては、過去にメンバーが原爆のきのこ雲をプリントしたTシャツや、ナチス親衛隊の記章をあしらった帽子を着用していたことがわかり、テレビ出演が見送られるなど物議を醸している。

Twitterのスクリーンショット(現在は削除されている)