14日、弁護士になりすまして高齢女性から現金220万円をだまし取ろうとしたとして、大阪府警泉南署は詐欺未遂容疑で、東京都在住の中学生の少年(14)を現行犯逮捕したと発表。
予想だにしない展開に、ネット上では悲鳴と心配の声が相次いでいる。
■14歳が弁護士役
「産経ニュース」によると、逮捕容疑は14日午前。少年は何者かと共謀し、大阪府の60代の女性に、息子を語って電話。
「投資で損失を出して220万円が必要になった」「代わりに行く弁護士に渡してほしい」などと話し、現金を騙し取ろうとした疑いがある。
なお、少年は現金を受け取る「受け子」役で、弁護士役で現場に登場。その際、スーツを着用しており、待ち伏せた署員によって現行犯逮捕されることになった。
■「無理がある」「似合わないと思わなかったのか」
この報道に対し、ネット上では「無理がある」との声が相次ぐことに。
・中学生が弁護士役ってさすがに無理あるだろ
・「スーツ着て行ってこい!」とだけの指示だろうが、自分で似合ってないとは感じないのか
・自分でも無理があると思わなかったのか。それとも弁護士役とは聞かされてなかったのか
■「低年齢化」に不安の声も
一方、受け子の低年齢化に不安を覚えたり、「彼らもある意味、被害者なのでは」と指摘する人も。
・受け子の低年齢化すげぇな
・ある意味、この子も被害者なのでは。やったことは悪いけどさ
■2割が詐欺被害の経験あり
しらべぇ編集部で全国の男女20~60代1,400人を対象に調査したところ、21.9%が「詐欺にあったことがある」と回答している。
特殊詐欺をめぐっては、いわゆる「半グレ」と交流のある高校生、中学生が「受け子」として動員されるケースが、近頃急増しているとされる。
やってしまったことは決して許されないものの、反省し、更生してほしいものだ。
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【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年1月20日~2017年1月22日
対象:全国20~60代の男女1400名(有効回答数)
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