仕事や家事、育児で忙しいときに「今日はなにを着ようかな〜?」なんて、鏡の前で着る服をじっくり選ぶ時間なんてあるはずがありません。

でも、クローゼットの中がぐちゃぐちゃになっていると、日々の洋服選びに時間がかかってしまいます。

着る服が出てこないのに時間ばかりが過ぎていってイライラした経験がある、という人はおそらくかなりの多数派だと思います。

洋服を短時間で選ぶことが可能になれば、時間と気持ちに余裕が生まれると思いませんか?

今回は、そのための方法をご紹介いたします。

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収納スペースに対して“7割”の収納が基本!

整理収納アドバイザーの資格試験に対応するテキストには、収納はスペースに対して7割程度が基本であると書かれています。

物が見やすく、さらに手を入れるスペースがある割合が7割なんです。

収納
Caito / PIXTA(ピクスタ)

つまり、7割収納を心がければ格段に出し入れがしやすくなるということ。

また、整理するには物を減らすことも大切であるというような内容の記載もあります。

特に服は減らすことはなかなか難しいアイテムなのですが、手放すための具体例を挙げていこうと思います。

 

「手放す服」の目安となる2ケース

1. 支度時に、一度着たにもかかわらず鏡の前で脱いだ服

試着
Ushico / PIXTA(ピクスタ)

出かける前に脱ぎ捨てることが多くなりがちな、着まわし力の低い服は処分してしまったほうがいい典型例です。

ほかの手持ち服との相性が悪く着れないことが多い場合においても、思い切って手放すのが良いでしょう。

試着

 

2. 1年間出番がなかった服

「もしかしたら、また流行るかもしれないからもったいない」といつまでも服をとっておく人もいます。

しかし、ちょっと記憶を辿ってみてください。

1年間着なかった服は大抵の場合、それ以降に頻繁に着るようになるということがありましたか?

答えはおそらくNOだと思います。“たんすの肥やし”になっている服は、迷わず処分していきましょう。

洋服
SoutaBank / PIXTA(ピクスタ)

 

シンプルな服は手放しちゃダメ!

同じようなテイストの服を数着持っている場合、整理収納アドバイザーの資格試験勉強時には、そのうちの1枚だけを残して処分することをオススメしています。

ただ、仕事で知り合った元アパレルショップの店員さんに話を伺ったところ、シンプルで着まわし力の高いアイテムは例外とのこと。

流行りの服や、クセのあるデザインの服を活かすためにはシンプルなアイテムがマストだからだそうです。

白シャツ
Deja-vu / PIXTA(ピクスタ)

割合としては、クローゼットの2〜3割程度をシンプルな服に当てる感覚でOKでしょう。

クローゼット
Galyna / PIXTA(ピクスタ)

本格的に冬服を出すこの時期に、ついでにクローゼット内をリセットすることができれば一石二鳥だと思います。

ぜひ、参考にしてみてください。

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