インド人女性の体内から、1.5キロもの貴金属を摘出する手術が行われたという。

異食症により鋭利な金属を食べたくなる症候を患っているというこの女性の体内からは、安全ピンやねじ、ボルトヘアピン、指輪などが発見されたそうだ。

腹部の痛みを訴えて病院を訪れたこの女性の担当医は、レントゲン写真に写っていたものにひどく驚かされたようだ。

「この女性の腹部はとても固くなっていました。レントゲン検査を行ったところ、大きな塊が写りました」「女性が飲み込んだ安全ピンは肺の一部に刺さっており、他にも胃の粘膜に穴をあけているものもあったため、緊急手術が必要であると判断しました」

医師によると、この症状は珍しいもので、この病院で同様の患者を目にするのは年に1回ほどだと説明している。