いつでもどこでも、スマホがなければ落ち着かないと思っている人がたくさんいるはずだ。それがたとえトイレであっても、思いは同じだろう。
■3人に1人がトイレにスマホ
しらべぇ編集部では全国20〜60代スマホユーザーの男女1,093名を対象に、「スマホの利用について」の調査を実施した。
「トイレにはスマホを持っていくほうだ」と答えた人は全体で34.0%と、約3人に1人はいることが判明した。新たなトイレのお供として、スマホが勢いを強めているのだ。
■若い世代に広まる「トイレにスマホ」
性年代別では、男女共に20代から30代の若い世代に多くなっている。
スマホがないと、トイレができないとさえ思っている人も。
「スマホがないと、落ち着いてトイレができないくらい必須。とくに大きいほうのときには時間がかかるので、手持ちぶさたになるから」(20代・男性)
「スマホがないと、ちゃんと出ないじゃないかってくらいに不安になる。たとえ腹痛で緊急事態でも、スマホは忘れない。それくらい私にとっては、トイレとスマホは結びついている」(20代・女性)
■トイレで本来の目的が終わった後にも…
スマホに夢中になり、トイレから出てこない人もいる。
「うちの娘はトイレにスマホを持って行ったまま、なかなか出てこない。こちらが『我慢できない!』と叫ぶと、慌てて出てくるけれど…。用を足し終わってからも、わざわざトイレでスマホを見ることはないのに」(40代・男性)
一度スマホを見始めると、中途半端では終われないようだ。
「SNSのチェックとかしていると、中途半端で終わるのが嫌。だからトイレで本来の目的が終わっても、しばらくスマホを見続けるときがある。ただ外出先では、待っている人がいるといけないので長居はしないように気をつけてるけど」(30代・女性)
■新聞からスマホへ
トイレに持ち込むものが、新聞からスマホに変わっただけとの意見も。
「昔は朝に、トイレで新聞を読んでいる人も多かった。それが、スマホに置き換わっただけ」(40代・女性)
参考書を持ち込み、勉強している人までいる。
「私はスマホ以外にも、本や参考書を持っていくときがある。トイレの中って、なぜか読書や勉強がはかどる気がして…。あの狭い密室ってところが、集中力の維持にいいのかも」(20代・女性)
ただでさえ衛生的でないと言われているスマホ。トイレで使用すると感染症の恐れが高まるとも言われており、要注意だ。
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【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2018年10月19日~2018年10月22日
対象:全国20代~60代スマホユーザーの男女1,093名名(有効回答数)
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