パナソニックがRPA向け高精度OCRソフト「帳票OCR for RPA」を提供開始

パナソニック ソリューションテクノロジー株式会社(以下、パナソニック)は、2018年11月16日(金)、「帳票OCR」(※1)の製品ラインアップとして、「帳票OCR for RPA」の提供を開始しました。労働生産性向上のニーズが高まる中、パナソニックはバックオフィス業務の自動化による業務の効率化を支援するため、RPAツールと連携する際の課題に対応し、紙文書のデータ化を含めた一連の業務フローの自動化を容易にする各種の機能強化を行っていきます。

▼「帳票OCR for RPA」製品サイト
https://www.panasonic.com/jp/business/its/ocr_form/rpa.html

少子高齢化に伴い労働生産人口が減少し、人手不足の傾向が強まる中、多くの企業では業務の効率化による労働生産性の向上が求められています。このような状況の中、これまで人が行ってきた定型作業を、ロボットに代行させるRPA(Robotic Process Automation:ロボティック・プロセス・オートメーション)が注目されています。

特に自動化の期待が寄せられる伝票や帳票の処理などのバックオフィス業務の自動化においては、OCR(Optical Character Recognition:光学的文字認識)が、RPAによる自動化の下準備である「紙文書のデジタル化」に利用されています。パナソニックは、帳票処理における多様なPDFファイルフォーマットへの対応や、OCRの読み取りエラー発生による自動処理の停止、帳票フォーマット変更時に、RPAで処理するデータを紐づけしなおすなどの課題に対応し、新ラインアップ「帳票OCR for RPA」では、入力情報を高精度に読み取るOCRの性能はそのままに、より簡単に、広範囲な業務でOCRとRPAを連携できる機能を搭載しました。

今後もパナソニックでは、ICT技術を生かし、お客様の柔軟な働き方の実現、労働生産性向上に貢献していきます。

【新機能概要】
・OCR処理時に発生するフォーマット不一致などのエラー通知出力機能を搭載。エラー発生時、エラー内容を自動でダイアログに表示するため、RPAツールによるエラー監視が可能となり、RPA側でのエラー処理をリアルタイムに実行
・多様なPDFファイルに対応。請求書のやり取りなどで利用されることの多い、画像以外のテキスト情報が含まれるPDFファイルなどを認識できるため、RPAで求められるより広範囲な業務でOCR認識を導入可能(※2)
・フィールド名一括設定機能を搭載。フィールド名出力機能を使って認識結果のCSVデータ(先頭行)にフィールド名を出力することで、RPAツールにてCSVファイルの「項目名」と「紐づいたデータ」を簡単に抽出可

【採用実績】
・株式会社クラウドワークス、RPAテクノロジーズ株式会社、パナソニックで共同開発したRPA導入ワンストップサービス「Forge RPA」でRPAツールと連携できるOCRツールとして採用

※1:かすれた文字など低品質文字にも強い高精度OCRエンジンを搭載し、スキャンした注文書・勤怠管理表・アンケートなどの帳票画像から、活字、手書き文字、チェックマーク、バーコード、QRコードなどを認識し、編集可能な電子データに変換する、帳票向けOCRソフトウェアです。

※2:一部のPDFファイルは読み込みできない場合があります。

▼「帳票OCR for RPA」製品サイト
https://www.panasonic.com/jp/business/its/ocr_form/rpa.html

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https://www.panasonic.com/jp/business/its/ocr_form/sec/contact/agree.html
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