『怪盗グルー』シリーズや『ペット』などを手掛けてきたイルミネーション・スタジオによる3DCGアニメーションの最新作『グリンチ』が12月14日(金)より公開される。それを記念して11月16日(金)ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでは『スペシャル・“グリンチマス”・パーティ』が行われ、日本語吹替えを担当したグリンチ役の大泉洋シンディ役の横溝菜帆が登場した。

【画像】グリンチ役の大泉洋

ミニオンカラーのイエローで装飾されたミニオン・パークの『イエロー・クリスマス』。イベントに登場した横溝は「黄色ってクリスマスのイメージはなかったけどすごい可愛い」とキュートなミニオン達に見惚れてしまうほど大絶賛。横溝とミニオン達がクリスマスを祝っていると、「ちょっと待った!」と声を張り上げて大泉とベイビーグリンチが乱入する事態に。

大泉とグリンチは「クリスマスなんて大嫌い」と言い切る大のひねくれ者。横溝が「一緒に楽しみましょうよ」と2人に詰め寄ると、グリンチから『グリンチ流』のクリスマスを提案される。大泉の「メリー!」という掛け声に合わせて会場全体で「グリンチマス!」と盛大にクリスマスをお祝いし、ミニオンが作ったイエロー・クリスマスを辺り一面をグリンチカラーであるグリーンのバルーンや紙ふぶきが覆った。

友達も家族もいないひとりぼっちグリンチがクリスマスで幸せに包まれている村からクリスマスを盗み出す本作。吹き替え初挑戦の横溝は「セリフのない走ったりする演技が難しかった」と振り返るも、大泉は「シンディは超可愛くて上手だった」と感心したと語る。

大泉も「キャラクターの躍動感や細かい表情のクオリティは素晴らしい」と褒めつつ「吹き替えは本国アメリカで演じられたベネディクトカンバーバッチさんの演技に合わせないといけないから難しい。カンバーバッチさんは好きに演じられていいですね、こっちは彼の声に合わせなきゃならないのが大変で辞めてやろうかと思いましたよ」とひねくれたコメントで会場を盛り上げた。大泉と横溝は「グリンチがクリスマスをどのように盗み出すか、シンディはひねくれたグリンチの心をどうやって開いていくのか」という本作の見所を語った。(関西ウォーカー・桜井賢太郎)

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンで行われた『スペシャル・“グリンチマス”・パーティ』に大泉洋と横溝菜帆が登場