UEFAネーションズリーグ(UNL)・リーグB・グループ4、ウェールズ代表vsデンマーク代表が16日に行われ、1-2でデンマークが勝利した。

▽先月行われたUNL3戦目のアイルランド代表戦を1-0と勝利した首位ウェールズ(勝ち点6)は、勝利すれば首位が確定する中、ベイルラムジー、ジョーアレンらが先発となった。

▽一方、UNL2戦目のアイルランド代表戦を0-0で引き分けた2位デンマーク(勝ち点4)も、勝利すれば首位が確定する中、エリクセンやデラネイ、GKシュマイケルらが先発となった。

▽開始3分にエリクセンのミドルシュートでゴールに迫ったデンマークがボールを保持する展開で試合は推移していく。

▽しかし、カウンターを狙うウェールズは9分にベイルのミドルシュートでGKシュマイケルを強襲。直後のCKの流れからチェスターが際どいヘディングシュートを浴びせるなど、主導権を渡さない。

▽その後もデンマークがポゼッションする中、36分に右クロスをファーサイドベイルが打点の高いヘディングシュートでゴールに迫り、デンマークを牽制していく。

▽しかし42分、ロングカウンターからデンマークが先制した。デラネイのパスを右サイドのY・ポウルセンがダイレクトで前方にパスを送ると、これに反応したN・ヨルゲンセンがディフェンスライン裏を取ってGKとの一対一を制した。

▽迎えた後半開始3分、ウェールズベイルが右サイドを突破した流れからゴール前のブルックスがボレーで合わせるも枠を捉え切れない。

▽その後もブルックスやT・ローレンスのミドルシュートでゴールに迫ったウェールズだったが、デンマークの守備網を攻略できない。終盤の82分、ボックス手前右で得たFKをベイルが直接狙うも、枠の右上を捉えたシュートはGKシュマイケルビッグセーブに阻まれた。

▽そして88分、スローインの流れからボックス右のブラーヴァイトがボレーシュートを決めたデンマークは、90分にベイルに1点を返されるも2-1で逃げ切り。敵地で勝利したデンマークが1試合を残して首位を決め、リーグAへの昇格を決めている。

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