UEFAネーションズリーグ(UNL)・リーグC・グループ4、セルビア代表vsモンテネグロ代表が17日に行われ、2-1でセルビアが勝利した。

▽先月行われたUNL2戦目のモンテネグロ戦を勝利し、同3戦目のルーマニア代表戦を引き分けた首位セルビア(勝ち点8)は、マティッチやコラロフ、タディッチらが先発となった。

▽一方、先月のセルビア戦を落とし、UNL3戦目のリトアニア代表戦を勝利した2位モンテネグロ(勝ち点7)は、ヨベティッチやサビッチが負傷で不在の中、ラツィオの主力であるマルシッチが先発となった。

▽[4-2-3-1]を採用したセルビアは、中盤2列目に右からタディッチ、リャイッチ、ガシノビッチ、最前線にミトロビッチを据えた。

▽そのセルビアがボールを保持する展開となるも、シュートに持ち込めずにいると、19分にディフェンスライン裏を突かれたムゴサにボックス内からの枠内シュートを許してしまった。

▽それでも30分、セルビアが順当に先制した。タディッチのロングスルーパスに抜け出したリャイッチがGKとの一対一を制した。さらに2分後、左サイドオーバーラップしたコラロフの鋭いクロスをニアのミトロビッチがボレーで合わせてネットを揺らし、リードを広げた。

▽さらに37分、ボックス内のマティッチがシュートに持ち込もうとしたところでスチェキッチに倒されてPKを獲得。しかし、キッカーのミトロビッチチップキックシュートを枠の上に外し、3点目とはならない。

セルビアが2点をリードして迎えた後半、立ち上がりにコラロフの直接FKでモンテネグロを脅かしたセルビアは、59分にミトロビッチがFKにヘディングで合わせてネットを揺らすも、オフサイドに阻まれる。

▽その後もセルビアが試合をコントロールする流れが続いたが、モンテネグロが1点差に詰め寄る。70分、ボックス内でパスをつなぎ、最後はムゴサが蹴り込んだ。

▽ここからモンテネグロの攻勢を許したセルビアだったが、1点のリードを保って逃げ切り。首位をキープしている。

▽なお、セルビアはこのあと行われるルーマニア代表vsリトアニア代表でルーマニアが勝利を逃すと、首位が確定しリーグBへの昇格が決まることになる。

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