トライアル独自の「GT100R+キット」でS07Aユニットを鍛え上げる!

オリジナルセッティングで 110psまでパワーアップ!

S660ターボチューンでは定番になっているHKSのGT100Rパッケージをベースに、オリジナルセッティングを施すことで110psまでパワーアップを図ったトライアルS660

HKS GT100Rパッケージは、燃料レギュレータや燃料ポンプを変更し、データ入力済みのフラッシュエディターを装着することで100psを達成しているが、トライアルでは同キットを使いながらメタルキャタライザーへの変更とセッティングを詰めることでプラス10psのパワーアップに成功したのだ。

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S07Aユニットのポテンシャルを最大限に引き出し、高回転まで伸びのある特性に仕上げている。ちなみにトライアルでは、オリジナルセッティングのデータを含めた110ps仕様のGT100Rパッケージを「100R+(プラス)」として販売中だ。

そのほかHKSハイパーマックスIV SPやATSの1.5ウェイLSDなど、最低限のチューニングメニューでストリートから走行会まで楽しめる仕様に仕上げていることが特徴。誰でもマネできて、走りを楽しめる仕様にセットアップしているのだ。

取材協力:トライアル

スペック

■エンジン:S07A改(110ps) HKS GT100Rパッケージ、エアクリーナー、メタルキャタライザー、リーガマックスプレミアム/トライアル 100R+オリジナルセッティングデータ仕様(フラッシュエディター

ドライブトレインATS 1.5ウェイLSD

■サスペンション:HKS ハイパーマックスIV SP(F6kg/mm R8kg/mm)

ブレーキ:エンドレス MX72

■ホイール:ボルクレーシングTE37KCR(F15×5.5J+44 R16×6.5J+46)

■タイヤ:ディレッツァZIII

■インテリア:レカロ RMS2700G

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フルノーマルのS07AユニットにHKS GT100Rパッケージを装着し、トライアルオリジナルデータ入りのフラッシュエディターを使うことでブースト圧1.4キロ時に110psを発生。レブリミットは、ノーマルの7800rpmから8000rpmに引き上げられている。

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マフラーは、ドレスアップ効果も高いHKSリーガマックスプレミアムをセレクトターボ仕様でキモとなる排圧の低減を狙って、メタルキャタライザーを装着しているところもポイントだ。

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サスペンションはHKSハイパーマックスIV SPを装着。バネレートはフロント6kg/mm、リヤ8kg/mmの標準設定のまま使用する。

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ホイールはKカー専用の鍛造ワンピースホイールとなるボルクレーシングTE37KCRで、フロント15インチ、リヤ16インチをセット。

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外装はノーマルながらサイドインテークダクトにさりげなく装着されたカーボンカバーがオシャレ! カーボン製なのでサイドビューをグッとレーシーに魅せてくれるトライアルのオリジナルパーツだ。

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ドライバーをガッチリとホールドしてくれるフルバケットシート、レカロのRMS2700Gは、峠でもドライビングに集中できるアイテムだ。

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トライアル 鶴田さん

「誰でもマネしやすいS660として開発しています。基本的にはGT100Rパッケージのポン付け仕様ですが、オリジナルセッティングとメタルキャタ、エアクリーナーで110psまでパワーアップしているのがポイント。ストリートからワインディング、走行会まで仕様変更せずに楽しめる懐の広さが魅力です!」

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