家に遊びにいく際に、マナーとして手土産を持参する人は多いだろう。本来なら喜ばれるはずの行動だが、そんな手土産をきっかけに、相手を困らせてしまうこともあるようだ。
(1)数が足りない
「家に遊びにきたときに手土産にケーキを持参してくれた友達がいるんですが、うちの家族の分しかなく、彼女の分は入っていませんでした。
多分、自分の分も入れたら『一緒に食べる』という感じで図々しいな…と遠慮してうちの家族分だけにしてくれたんでしょうけれど…。
どう考えても一緒に食べる状況だし、彼女は『いいです』と気を遣っていましたが、結局すったもんだして、うちの夫の分を彼女にゆずることに。
だいたいこうなるんだから、変に遠慮しないで人数分買ってきてほしかった」(30代・女性)
(2)アレルギーがあるもの
「家に遊びに来るご夫婦がいて、奥さんのほうから事前に『お土産をお持ちしたいんですが、ご家族にアレルギーがある方とかいらっしゃらないですか?』と聞かれました。
よくできた奥さんだな…と尊敬。うちは子供のひとりに当時、卵アレルギーがあったのでそれを伝えました。
しかし来訪した日に持ってきたのは、卵が普通に入ったクッキーで、『…』という気持ちに。たまたま確認したからよかったけれど、『アレルギー伝えてあるし!』と信頼して食べさせていたら危険だった…。
奥さんが天然…とは聞いていたけれど、さすがに健康に関わることだし、『嫌がらせじゃないよね? 大丈夫だよね?』とこわくなってしまった」(30代・女性)
(3)調理が必要なもの
「家に夕食を食べにきたママ友が『これ私がつくってきたの』と一品お土産として持ってきてくれました。
そのままお皿にうつして出せばいいものかと思ってタッパーを開けたら、衣がついた状態の未完成品…。話を聞いたら『揚げたてがおいしいから、揚げて出して』と…。
こっちでも食事を用意していたけれど、このためにわざわざ油をだして揚げなければならず手間がかかって…。持ってくるなら調理済みのものか、無難にスイーツとかにしてほしかった」(30代・女性)
■困ったことがある人は5割!
しらべぇ編集部が全国の20代〜60代男女を対象1,363名を対象に調査を実施したところ、「もらって困ったお土産がある」と答えた人の割合は50.5%。
手土産に選びがちな食品類だが、チョイスを間違えると相手に無駄な迷惑をかけてしまうことにも…。気をつけたい。
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【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2018年8月31日~2018年9月3日
対象:全国20代~60代の男女1363名 (有効回答数)
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