フリースタイルフットボール界で最も権威のある世界大会「Red Bull Street Style 2018 World Final」が、日本時間の11月21日(水)と22日(木)に、ポーランドの首都・ワルシャワで開催される。

同大会は2008年からスタートし、今年で10周年を迎える。各国の予選を勝ち抜いた47選手が出場し、フリースタイルフットボール世界一の座を争う。

過去の大会では日本人選手が大活躍

Red Bull Street Style World Finalにおいて、日本人は過去の大会で好成績を収めている。2008年のブラジル大会では横田陽介が準優勝を果たし、2012年のイタリア大会では徳田耕太郎(Tokura)がアジア人初優勝を果たした。

この大会で好成績を収めているからこそ、日本はフリースタイルフットボールの強豪国として世界から高く評価されている。

出典:YouTube(Red Bull)

今年の日本代表であるKo-sukeは、2016年のイギリス大会で準優勝を記録している。2大会連続の出場となる今回は、前回大会であと一歩届かなかった世界一の座を狙う。

世界最強の“兄弟”ら、各国の強豪が出揃う

今大会には、8月に開催された世界最大規模の大会「SUPER BALL 2018」を制し、SUPER BALL王者枠として出場するErlend Fagerli(ノルウェー)をはじめ、世界のトッププレーヤーが出場する。

また、Erlendの兄であるBrynjarもノルウェー王者としての参戦が決まっている。この兄弟は今年のノルウェー予選の決勝と、ヨーロッパ王者決定戦の決勝で対戦しており、まさに世界最強の兄弟といえる。

出典:YouTube(Fagerlibrothers)

そのほかにも、前回大会の決勝でKo-sukeを下し初優勝を果たしたCharly(アルゼンチン)や、身体能力を活かしたエアームーブが武器のRicardinho(ブラジル)など、注目すべき選手は数多い。

サッカー界からの豪華ゲストにも注目

毎年、数々のドラマを生んでいるRed Bull Street Style World Finalだが、そのゲストも毎回豪華な顔ぶれが出揃っている。

過去にはサッカー界から、エドガー・ダービッツ(元オランダ代表)、ファビオ・カンナバーロ(元イタリア代表)ら、往年の名選手たちが出演していた。そして、今大会ではロベルトカルロス(元ブラジル代表)がゲストジャッジとして参加することが決まっている。

2012年大会優勝のTokura(左)とファビオ・カンナバーロ(中央)

そんなRed Bull Street Style World Finalの10年の歴史を、ぜひ下記の動画でチェックしていただきたい。

出典:YouTube(theWFFA)

大会概要

名称:Red Bull Street Style 2018 World Final
日程:2018年11月21日(水)〜22日(木)
※日本時間。22日(木)の模様はRed Bull TVでライブ配信予定
開催地:ポーランド・ワルシャ
出場選手:Ko-suke(日本)、Charly(アルゼンチン)、Erlend(ノルウェー)、ほか各国の予選を勝ち抜いた計47選手