バイエルンプレーするコロンビア代表MFハメス・ロドリゲス(27)がレアル・マドリーに復帰する可能性があると、スペイン『アス』が指摘している。

▽昨夏に2年間のレンタル+4200万ユーロ(約54億円)の買い取りオプション付きで、マドリーからバイエルンに移ったハメス。ジネディーヌ・ジダン元監督下で出場機会が減少していたことに不満を覚えてのレンタル移籍となったことが、伝えられている。

バイエルンに身を移したハメスは、昨シーズンに公式戦39試合8ゴール14アシストと中心選手として活躍。買い取りオプションの行使も既定路線と見られていた。しかし、ニコ・コバチ監督が新たに指揮を執る今シーズンは、昨シーズン程の輝きを放ててはおらず。ドイツ『キッカー』は先日、クラブ上層部がハメスの買い取りを見送ると報道。来夏にマドリーに帰還するだろう、と推測した。

▽また、マドリーでは昨シーズン限りでジダン監督が退任。ハメスの退団の理由として伝えられていた最も大きな理由が、解消されている。さらに、ハメスは現在でもマドリーを応援しており、リーガエスパニョーラを観戦していることを以前に公言していた。

▽そして、『アス』によれば、マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長がパフォーマンスの上がり切らないガレス・ベイルマルコ・アセンシオ、イスコの売却を検討しており、アタッカーのポジションの補強を求めているという。ハメスのバイエルン行き以降衰えている、南米方面のマーケティングに関しても、再強化する狙いがあるようだ。

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