▽18日にミクニワールドスタジアム北九州で行われた2018Jリーグユースカップ決勝の清水エスパルスユースvs横浜F・マリノスユースは、横浜FMユースが2-1で勝利した。

▽試合は横浜FMユースは38分、ハーフウェイライン付近からカウンター。ドリブルでバイタルエリア右に侵攻した得点王の栗原秀輔が右足シュートをゴール右下に決め、先制に成功する。

▽追う清水ユースは失点直後にもピンチを迎えたが、何とか凌ぐと、前半終了間際に波状攻撃。だが、シュートがクロスバーを叩くなど運にも見放され、試合を振り出しに戻せない。

▽引き離したい横浜FMユースは67分、ボックス右にランした木村卓斗がスペースに出されたスルーパスに反応。中に切り込みながら左足シュートをゴール右隅に決め、リードを広げる。

▽ところが、清水ユースは69分、流れるようなパス交換で崩した右サイドからゴール中央にグラウンダーのクロス。この対応に入った五十嵐大悟のオウンゴールを誘い、1点を返す。

▽だが、試合はそのまま終了。横浜FMユースが日本クラブユースサッカー選手権に続く優勝を狙った清水ユースの夢を打砕き、2010年以来2度目のJユースカップ王者に輝いた。

清水エスパルスユース 1-2 横浜F・マリノスユース
【清水ユース】
OG(後24)
横浜FMユース】
栗原秀輔(前38)
木村卓斗(後22)