ダウンタウン・松本人志

18日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)では、第69回NHK紅白歌合戦の話題が取り上げられた。

 

■元NHK神田アナが語る「紅白」

番組には、元NHKアナウンサーの神田愛花が出演。夫であるバナナマン日村勇紀同様、紅白のラジオ実況や副音声を5年間ほど任されていた神田。東野が「司会は歌詞まで覚えるとの噂があるが…」と真相を問うと神田は、

「昔はそうでした。全部アナウンサーがフォローをしていて、人によってはちょっと歌うことがあったり、時間を伸ばしたり、こういう歌詞があってこういう描写をする詩でした、としていたそうです。タレントさんがMCをするようになって、カンペを出すようになってます」

 

と、裏側を激白。紅白に参加した松本人志は、「ジャニーズ以外では盛り上がらないファンが多い。目が死んでいた。長いなこいつらぁーって顔をされた」と笑いを誘った。

東野幸治が「厳正な審査で警察署長も立ち会いの元に選ばれる」とフォローをするも、「だから運はいいけど熱量が低いんや」と台無しにする返しをした。

「乱入した自分に爺と婆が『なんやこれ』って顔でシラーッとされた」とスベり倒した思い出を語る松本にとっては、紅白出演は苦い思い出のようだ。

松本が「日テレとNHKで合同でさせてほしい。『歌ってはいけない紅白歌合戦』とか…五木ひろしアウトーみたいなね。…平成最後やからやってもよかったんかな」と漏らすと、神田が元NHKとして物申す。

「ネットニュースなどで、平成最後なのに平成感がないだとか、いろんな意見があります。ですが紅白は、一年間の人気のあるかたや、NHKへの貢献度を加味して選ぶ。平成最後だからという体ではないんです。私はジワッとしていていい」

 

NHKとしても「平成最後」の風潮に流されない理由はあるようだ。

 

■もし総合司会を頼まれたらに対して松本「出来るわけがない」

松本が「僕も総合司会を断ったので頑張ってほしい」とボケると、神田が「もし本当にオファーが来たらどうするんですか」と質問。松本は苦笑を浮かべながら、

「できるわけないよね。最悪の視聴率を出すと思います。俺、司会なんかやったことがないんですよ。人を仕切ることができない」

 

と完全否定。東野が「ダウンタウンさんとして呼ばれたら」と更に掘り下げると、

「いやー、ないやろ。ないないない。今年の嫌いな芸人第一位ですよ。ダントツです。嫌いな時に名前出てきやすいって、ホンマに嫌われてるやんけ。常に頭に嫌いって出てるってことやないか」

 

好感度の無さでありえないと考えているようだ。

■BTS落選で話題の「原爆Tシャツ」に松本苦言

原爆Tシャツで国際的に炎上した防弾少年団が紅白に落選したことを問い合わせる人が多いという。松本が持論を述べる。

「原爆のことをファッションでイジるのはありえないかな。そもそも、紅白歌合戦に出ないからと、こうなっていることがおかしい。紅白歌合戦は白黒歌合戦ではない。なんでそっちにいってるのかわからない」

 

紅白に防弾少年団が出たからといって白ではなく、出ないからといって黒ではない。無関係な話題とバッサリ斬りたくなる松本の気持ちに共感するネットの声も少なくない。

 

■清塚の「日韓が仲良くなるチャンス」がネットで賛否両論

母が韓国人である清塚信也も、韓国とのハーフだからこその持論を展開。

「国際的に活躍する方としては自覚が足りないと思う。ですが、これは日韓が仲良くなるチャンスだと思う。僕は韓国人とのハーフです。日本育ちですが、家族として日本人と韓国人と付き合っていて、日本人の良さ悪さ、韓国人の良さ悪さを知っているつもり。

 

極論化せず、韓国全土が日本を敵視しているわけではない。僕の親戚や友人の韓国人も、個人レベルなら日本のことを悪く言う人はいない」

 

清塚のコメントに対して、ネットの反応は共感と反論で真っ二つ。

■「紅白」見る予定がない割合は半数

しらべぇ編集部が昨年、全国の20代〜60代の男女1,353名に「紅白を見る予定か」について調査したところ、見ないと答えた人の割合が51.4%である。確実に見る予定の人に限れば、2割にも満たなかった。

今年はさておき、年号が変わる来年の紅白歌合戦では、「松本が総合司会をする」くらいの大仕掛けが求められているのかもしれない。

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(文/しらべぇ編集部・モトタキ

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」 【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2017年11月17日~2017年11月20日
対象:全国20代~60代の男女1,353名(有効回答数)

松本人志、「紅白歌合戦は白黒歌合戦ではない」 防弾少年団を話題にする風潮に疑問